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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■高速道路1000円の「エコカー」って何だ?
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 考えたら民間会社になったはずの高速道路各社が、料金を政治家によって決められるのも変な話である。一年間多くの人を喜ばせて、その一方で鉄道やフェリーに大打撃を与えた高速道路1000円がこのGWで終了するということで、今年のGWには空前の大渋滞が起きるかも知れないのである。アサヒコムの記事を引用しよう。

最後の1千円高速GW、大渋滞 下りのピークは1〜3日 2010年4月6日21時46分
 高速道路4社は6日、ゴールデンウイーク期間(28日〜5月9日)の渋滞予測を発表した。ピークは下りが1〜3日、上りは3、4の両日の見込み。「休日上限1千円」で渋滞が倍増した昨年並みの大混雑が予想される。渋滞を分散させるため、平日の30日も休日値下げになる。
 4社によると、10キロ以上の渋滞は444回(昨年実績420回)、30キロ以上の激しい渋滞が50回(同59回)。休日値下げがなかった一昨年の10キロ以上の渋滞は180回だった。全国で最も長い渋滞が予測されるのは、5月2日朝の関越道下りの花園インター(埼玉県)付近で50キロ。
 鳩山政権は6月に37路線50区間を無料化するのに合わせ、普通車2千円、軽自動車1千円など車種別に上限を設ける新料金体系に移行する方針。これに伴い自公政権が導入した休日値下げは廃止され、今回のゴールデンウイークは休日値下げが適用される最後の大型連休になる。

 その大渋滞の中に飛び込んで旅行できる方はある意味勇気があるなあと思うのである。考えたらオレはほとんどこの高速1000円の恩恵を享受できなかったのである。もっとも仕事が忙しくて旅行しているヒマなどないので当然なんだが。

 民主党が導入する新料金だが、この場合休日とか関係なしに上限2000円ということになるのだろうか。そうなると流通コストが大幅に削減されることが期待できる。もっとも運送業界は値下げ圧力にもさらされそうなので一概に利益が増えるとは言えないかも知れないが。ただ、オレはこの新料金の1000円に該当する軽自動車・エコカーの概念にちょっと疑問があるのだ。

 軽自動車=エコカーであることは理解できる。だから料金が安いのもいい。そしてプリウスやインサイトもやはり燃費の点ではエコカーなんだろう。しかし、ハイブリッドならすべてエコカーなのか。そこの部分でオレは納得できないのである。たとえば図体のでかいエスティマのハイブリッドはどうか。カタログ上では20q/Lとなってるが、ヤフー自動車にあったユーザーの平均燃費は12.8q/Lである。そんなものはちっともエコカーではない。ユーザー平均燃費8.9km/LであるレクサスLSハイブリッドなんかはむしろ燃費の悪い方のクルマとして分類すべきだろう。もしもそんなクルマがエコカーとして認定され、軽自動車と同じ通行料金になるとすればオレは怒るのである。この政策が本当にエコカーを普及させるためのものではなくて、トヨタと民主党が組んだ八百長であると言いたいのだ。

 エコカーの基準はせめて燃費が20q/Lよりもよいことを基準にすべきである。だったらプリウスやインサイトはかろうじて満たせるかも知れないが、他のなんちゃってエコカーたちはみんなアウトだろう。また軽自動車の中でも該当しないものが多数出るかも知れない。しかし、それでいいのだ。少なくともこのエコカーという概念を車種の中の相対的な燃費としてとらえてる今の基準ではなくて、一定のラインを決めて絶対的基準にあてはめて判定すべきだとオレは思うのである。そうすれば馬鹿みたいにでかくなったクルマをもっと小さくしていこうという発想が生まれてくる。モデルチェンジのたびに大きくて重くなることが常識だった今のクルマが、これからは小さくなって生まれ変わることをオレは願っているのだ。


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04月07日(水)
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