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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■この橋の名前は何ですか?
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金属を盗んで転売する連中が増えるのは景気が悪いときだと言われる。そうした「不況型犯罪」というのがじわじわと今広がりつつある。今回狙われたのは「橋名板」と呼ばれる青銅製のプレートである。アサヒコムの記事を引用しよう。
橋の名刻んだ青銅板、盗難相次ぐ 中国地方で700枚 2010年2月20日22時32分
橋の名や完成年月を書いた青銅製のプレート「橋名板(きょうめいばん)」の盗難が中国地方で相次いでいる。鳥取県南部町の国道180号にかかる三つの橋で計12枚の橋名板が盗まれたと、道路を管理する県道路企画課が16日発表した。県内で盗難が見つかったのは初めてだが、中国地方ではすでに700枚以上盗まれている。
被害があったのは南部町の法勝寺川にかかる笹畑橋、鈩原(たたらばら)橋、古屋敷橋。県職員が15日、一つの橋ごとに(1)橋の名をひらがなで書いた板(2)漢字で書いた板(3)完成年月を書いた板(4)川の名を書いた板――の4枚ある橋名板(縦15センチ、横30〜40センチ、厚さ1.3センチ)が、三つの橋で計12枚盗まれているのに気づいた。1枚3万5000円相当で被害額は計42万円にのぼる。
中国地方整備局(広島市)から橋名板の盗難が相次いでいると連絡を受けており、同課も警戒していた。10日のパトロールの際には異常はなかったという。同課などによると、橋名板の盗難は1月に山口県で確認されたのを始め、今月15日現在では岡山県299枚、広島県234枚、山口県200枚、島根県12枚と被害が広がっている。
板は橋の手すりにボルトで固定されているが、工具を使えば簡単に取り外せるため、中国地方整備局は今月4日、中国5県の9国道事務所に対策を講じるよう指示。県内でも橋名板とボルトを溶接したり、ボルトのねじ穴をつぶしたりして盗難を防ごうとしていた矢先だった。
同課は、人通りの少ない道路を中心に転売目的で盗まれたとみる。中国地方整備局の福冨真治・道路管理課長補佐は「道路の通行に支障が出るものではないが、地名や場所の目印になるもの。なくなると困る」と話している。
さて、盗まれた「橋名板」はどうなっているのか。こういうものを蒐集して部屋で眺めて喜んでいるオタク野郎が持ってるのだろうか。もしもそうなら窃盗罪でそのオタク野郎を捕まえて賠償させれば済むだけのことである。しかし、盗み方から考えて犯人の目的はただそのプレートを「金属のカタマリ」として盗んでるようである。そんなに価値あるものなのか。もしもそれを金属回収業車に持って行っても、盗品であることが明かだけに買い叩かれて一枚せいぜい300円くらいにしかならない。わざわざ交通費をかけて盗みに行ってもたいした金額にはならないのである。
一番悪いのは誰か。そんなたいしたゼニにもならないものを盗んでいるこそ泥たちにはむしろオレは同情してしまう。悪いのはそれを盗品と知った上で買い取る金属回収業者の方ではないのか。そいつらの協力なしにはこの犯罪は成立しないのだから。だからここで取り締まらなければならないのはこそ泥ではなくて金属回収業者である。
悪質な業者を検挙する方法は簡単だ。おとり捜査を実施すればいいのである。「橋名板」の偽物を作らせて、それを金属回収業者に持ち込んでやるのだ。そのときに警察に届け出るのが優良業者であり、そうでない連中はみんな「盗品を盗品と知って買い受けた」ということで根こそぎ検挙してやればいいのだ。実に簡単な方法で一瞬にして解決するのである。ほとんど経費も掛からない。疑心暗鬼になった業者は盗品の可能性のあるものの買い取りを拒否するようになるだろう。盗んでもゼニにならないのであれば、これまでそのくだらないこそ泥に走っていた連中もあきらめるに違いない。そうしてたちまちこの犯罪は終息に向かうのである。
ちょっとした工夫である特定の犯罪は激減させることができる。オレはこうした「おとり捜査」に必要な警察職員をもっと増員すべきだと思うのだ。そして彼らに特別な身分を与え、歩合給を一部導入して「がんばれば収入が増える」ようにしてやればいいのだ。
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02月21日(日)
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