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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■このクソどもを全員刑務所にぶち込んでくれ
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天下りの官僚どもが作り上げた、巧妙に税金を自分のフトコロに入れる仕組みの実態を解明して、その詐欺的な犯罪を取り締まることは政府の財政再建のために必要なことである。それと同時に、その詐欺的な仕組みを作り上げた連中を逮捕してこれまでため込んだゼニをはき出させて刑務所にぶち込むことも必要だ。こんなクソどもが国家に寄生していることをオレは断じて許したくないのである。
アサヒコムのこの記事を読んでオレは激しい怒りを感じたのである。以下にその記事と図を引用したい。
不正に財産取り崩し債務超過 日本農村情報システム協会 2009年5月29日23時37分
社団法人・日本農村情報システム協会(東京、会長=大池裕・元全国農業協同組合連合会会長)が01年度以降、所管官庁の承認なく約4億4千万円あった基本財産を取り崩した上、今年3月末時点で6億5千万円余の債務超過に陥っていることがわかった。農林水産省、総務省、経済産業省が29日発表した。元通商産業省(現経産省)職員が立ち上げた任意団体が資金の流出先とみられ、この元職員は多額の報酬を団体から得ていた。
3省は同日、業務改善命令を出し、事実関係の解明などを指示した。協会の解散命令も視野に入れている。
農水省などの説明によると、同協会は農村が防災無線やケーブルテレビを導入する際の計画作りなどの仕事を自治体などから受注し、その一部を任意団体「情報システム技術会議」に委託していた。01年度以降、技術会議が委託費内で収まらなかった経費を請求してきた際、総務部長ら一部幹部の判断で全額負担したことなどで、01〜08年度に委託費を6億4千万円過払いしたほか、経理ミスなどもあった。また、事務所の家賃などを支払う必要もあり、01年度から基本財産を取り崩したという。
基本財産は、電機メーカーなど企業23社が出資している。取り崩すには、同協会の総会の議決と所管する3省の承認がいる。しかし、協会はこの手続きをとっていなかった。基本財産は04年6月に使い切り、05年度は4億8500万円の債務超過に陥り、08年度には6億5600万円に達したという。
技術会議の事務所は協会の中にあり、約30人いる職員の多くは協会の職員と重なっている。また、協会の副会長と理事2人、総務部長が技術会議の役員を務め、副会長が理事長に就いていた。副会長は技術会議から月100万円、理事の1人は月15万円から10万円の報酬を受け取っていたという。副会長は元通産省職員で、79年の技術会議立ち上げにかかわったという。
同協会は毎年、農水省の監査を受けていたほか、01年度からは公認会計士の外部監査も受けていた。しかし、同協会は監査の目をすり抜けるため、金融機関から資金を借り入れ、決算書類に載せている債券を買って保有しているように見せかけ、監査後に債券を売却して金融機関に返済していた。しかし、昨年12月〜今年1月、総務省に匿名の告発メールが届いたことをきっかけに発覚した。
同協会は75年に設立された。07年度の事業収入は13億3千万円で、うち4億円弱が農水省の補助金や助成金、委託費という。協会の非常勤理事の中には、元気象庁総務部長や元関東農政局長がいる。
この連中のやってることと、今叩かれている漢検理事長父子がやったことといったいどこが違うのか。日本農村情報システム協会が元通商産業省(現経産省)職員が立ち上げた任意団体の「情報システム技術会議」に資金をどんどん流出させたことと、漢検が身内の会社に高額で業務を発注したこととは同じことである。また、協会の職員とこの任意団体の職員はほとんど重なるという。ただのダミー組織であることは明白である。複数の組織に所属したことにして両方から報酬を得ていたのだとしたらなんともセコい連中である。任意団体の理事長をつとめていた協会の副会長は月100万円の報酬を得ていたようだが、その金額に値する仕事をしていたとはとうてい思えないのである。
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05月30日(土)
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