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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■耄碌した記者はとっとと引退させろ!
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75歳と言えばオレの父よりもまだまだ若い。しかし年齢と老化には個人差がかなりある。40代でも完全に老化してるヤツもいるわけできちっと検証する必要がある。将棋の名人戦を戦ってる対局中の棋士に対して、サインを求める行為がいかに非常識であるかを判断できないという時点でもうこのオッサンの頭は完全に耄碌してると思った方がいい。以下は読売新聞の記事である。なおこの事件に関して朝日新聞のWEBサイトでは触れていない。さすがに自社の記者の不祥事はわざわざ書きたくなかったのだろうか。
まず読売新聞の記事を引用しよう。
羽生名人の長考中、朝日委託の記者が扇子にサイン求める
羽生善治名人(38)に郷田真隆九段(38)が挑戦する将棋の第67期名人戦(朝日新聞社・毎日新聞社主催)で、テレビ放映されていた10日午前の対局中、羽生名人が44手目を考えていた際、朝日新聞が委託した観戦記事担当のフリーの記者(75)が、羽生名人に扇子を差し出してサインを求める、という珍事があった。
羽生名人は、一瞬驚いた様子ながらも、応じた。
将棋関係者は「前代未聞の事態」と首をかしげる。朝日新聞は記者に注意したうえで、「対局者に対して礼を失した行為で、関係者に迷惑をかけたことを深くおわびします」とコメントを出した。
朝日新聞広報部によると、この記者は1976年から99年まで、同社嘱託として将棋の観戦記などを書き、その後もフリーの立場で活躍。羽生名人とも親しい関係で、反省しているという。
名人戦7番勝負第1局は9、10日、東京都文京区の椿山荘で行われ、羽生名人が158手で勝った。対局後、朝日新聞が羽生名人や郷田九段に謝罪した。
羽生名人は「突然だったのでとまどったが、10秒、20秒のことなので気にならなかった」と冷静に振り返った。(2009年4月10日22時59分 読売新聞)
ちなみにこちらはアサヒコムの記事である。自社記者の不祥事には全く触れていない。
将棋名人戦第1局 羽生名人、158手で先勝 2009年4月11日5時31分
10日朝から東京都文京区の椿山荘で指し継がれていた第67期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の第1局は同日午後9時41分、羽生善治名人(38)が挑戦者の郷田真隆九段(38)に158手で勝った。持ち時間各9時間のうち、残りは羽生名人、郷田挑戦者ともに1分。第2局は21、22の両日、熊本市で。
互いに指し慣れた相矢倉の戦型から、後手の羽生名人が受けに回ったことから、郷田挑戦者がどう攻めの形を作っていくかが注目された。中盤はお互いに歩を手持ちにしようと細かい駆け引きが繰り広げられ、名人が後手9三香と上がった手を挑戦者がとがめようとしたことから、局面が大きく動き始めた。挑戦者が先手8三角と打ち込むと、名人も馬を作って反撃。複雑な攻防を経て、先手の銀が働かない展開になり、名人がリードを奪った。最後は、名人が挑戦者の王将を受けのない形に追い込み、挑戦者は連続王手で名人の王将に迫ったが及ばなかった。終了図で後手玉は詰まず、先手玉に受けはない。
解説の久保利明棋王は「途中まではどちらがいいか分からない微差の将棋。互いの持ち味が出ていた。先手の銀が使えなくなったあたりから郷田さんが苦しくなった。難しい将棋でした」と話した。(村上耕司)
対局中、それも長考中の羽生名人にいきなりサインを頼むというその行為は、名人の長考を妨害して勝負の行方を左右しかねない問題行動である。考えがまとまりかけたその時に突然こんな形で水を差されれて、羽生名人は怒らなかったのだろうか。その場で「出て行けよ、このウスラ馬鹿!」と罵倒すべきだったとオレは思うのだ。
もしもプロ野球の試合中に、打席に入った打者に対して主審がおもむろに色紙をサインペンを出して「サインお願いします!」と話しかければ誰だってのけぞるだろう。そんなことは絶対にあり得ない。今回の朝日記者の不祥事はそのくらいの低レベルの不祥事なのである。
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04月12日(日)
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