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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■日本一勇敢な高校生!
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 もしも目の前で犯罪行為を目撃したとき、すぐに正義のために行動できる人はどれだけいるだろうか。もしもオレの目の前で凶悪犯が暴れていたとして、オレは危険を顧みずに戦えるだろうか。そんなことをふと考えてしまったのがこの読売新聞の記事だったのである。

福岡の高3、殴られても…さい銭泥10キロ追跡・捕まえる
 3日夕、福岡県久留米市田主丸町の西小田天満宮のさい銭箱から金を盗もうとした男を、同市田主丸町豊城、祐誠高3年の石井誠也さん(17)が顔や腹を殴られながらも約10キロ追跡して取り押さえ、県警うきは署員に引き渡した。
 同署は男を事後強盗未遂容疑の現行犯で逮捕した。
 発表によると、男は住所不定、無職一木禎二容疑者(47)。同日午後6時半頃、さい銭箱から金を盗もうとしていた一木容疑者を神社にいた住民らが発見。自転車で逃走した一木容疑者を住民が約1キロ追い、取り押さえようとしたところで、野球部の練習から帰宅中だった石井さんが自転車で通りかかった。
 「さい銭泥棒」と聞いた石井さんは住民に代わって追跡。途中で顔や腹を殴られて抵抗されながらも、約10キロ追いかけて取り押さえた。
 「泥棒なので捕まえてやろうという気持ちで、必死でした」と話しているという。(2009年4月4日15時02分 読売新聞)

 この住所不定・無職の一木禎二容疑者が、健康でバリバリ働くことのできる能力を十分に有していることは疑いのない事実である。そうでなかったら屈強な高校球児を相手に10qも逃げることはできないからである。それなのに働かずに賽銭箱からゼニを盗もうとするとはどうしようもないクソ野郎なのである。

 そのクソ野郎が見つかって自転車で逃走した。住民が1キロ追跡したがこのままでは逃げ切られてしまう。そこに通りかかった石井誠也さんが果敢に追跡し、必死で戦って取り押さえたのである。もしも一木禎二容疑者が刃物などを持っていればどうだっただろうか。そんな危険を考えると、やはりオレはこの石井誠也さんの勇気に対して称賛の拍手を贈りたいのである。

 その行為に対して報酬があるわけでもなければ、やらなければならないという義務があるわけでもない。そこに存在するのは危険だけである。それなのに敢然と立ち向かった石井誠也さんの行動は、いわゆる「今時の高校生」の中にもちゃんと立派な行動ができる人がいるのだということを教えてくれたのである。いやむしろ逆に大人たちの方がこんな場面で行動をためらうかも知れない。純粋に正義感だけで行動できるのがもしかしたら若者の特権かも知れない。

 ただオレが疑問に思ったのは、何発も殴られながら石井誠也さんが殴り返さなかったのかということである。自分は手を出さずにただ相手を捕まえようとしたということならまことにすばらしいことだと思うし、そんなクソ野郎を黙らせるために何発かぶん殴ったとしてもノープロブレムだとオレは思うのである。いやむしろ何発か殴っておいて欲しかったくらいである。どうせ福岡地裁の出す判決はとんでもなく軽いに決まってるからだ。ここは大阪地裁と並ぶほどの馬鹿裁判所である。

 麻生首相はこの事件を知ってるだろのか。選挙区は違うがお膝元の福岡県じゃないか。今すぐに飛んでいって、感謝状を出して金一封でも贈ってやったらどうか? せっかく小沢一郎が自爆してくれて民主党の人気が落ちてるところである。このタイミングで自分の人気を回復させるのにいいパフォーマンスになるんじゃないかな。

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04月05日(日)
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