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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■京都でお花見デートだ!
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 開花は早かったが、その後冷え込んだので満開になるまでにかなり時間が掛かった今年のサクラもようやくあちこちで満開の知らせが届くようになった。そこでオレも日記で京都のお花見の紹介をしたいと思うのである。お花見デートマニュアルである。この時期に京都でお花見をするなら、クルマで行くのはやはり避けたい。置き場所を探して右往左往してる間に時間が経ってしまうからだ。そういうわけで今日の日記は、貧乏な学生が京都でお花見デートをすることを想定して書いてみたい。

 さて、京都に行くには京阪特急である。お花見デートは淀屋橋で待ち合わせた時からもうスタートしてるのだ。必ず座るために、始発駅の淀屋橋で待ち合わせするのがお約束である。乗るときはなるべく二階建て車両の二階席をお勧めする。少しでも目線が高い方が車窓の眺めがいいからである。特急の中でどの時間の車両が二階建てになってるかは 京阪電車のWEBサイトで調べてみよう。

 さて、特急に乗ること約50分で終点の出町柳に着く。二人はもうすっかりとお花見の気分が盛り上がっているはずである。しかし、ここですぐに歩き出すのではなくて、駅から西に進んでおやつを買うのである。 出町ふたばで豆餅を買うのだ。行列ができてるかも知れないがとにかく買うのである。そして鴨川べりで春風に吹かれながら二人で食べるのである。女の子はたいていおまんじゅうや甘いお菓子が好きだ。そういうものをしっかりと堪能させてあげないとデートはうまくいかないのである。

 さて、ここから鴨川べりを上賀茂神社に向かって歩いていくと、川沿いにはサクラが途切れなく連なっている。高野川に沿って北東に進んでもやはりサクラがいっぱいだ。どちらに進んでもいいのである。ここで貧乏な若者はすぐに「歩いて回ろう」と思いがちだ。しかし京都はやはり全部歩くには広いのである。市バスを活用しよう。デートの前に京都のバス路線を研究しておいて、当日はバス一日乗車券を使うのである。たった500円で何度でも乗り放題なのである。だから鴨川べりのサクラの下を歩いてずんずん上賀茂神社まで行ってからバスで移動してもいいし、いきなり銀閣寺の方に行ってもいいのである。もちろん今出川通りを西に進んで、京都御苑や北野天満宮、平野神社の方に足を伸ばすのも自由だ。乗り放題とはそういうことである。

 バスを銀閣寺道で降りて、銀閣寺道の交差点に立ったら交差点の南東角に注目しよう。そこには「銀閣寺アイスキャンデー店」がある。ちょっと肌寒いかも知れないが、そこでおいしいソフトクリームを買うのである。女の子はたぶんそういうものが大好きなのである。そこからずんずん東に向かって進む。まっすぐ銀閣寺を目指すのである。やがて道路は急な登りとなる。その登り口の右側に「銀天」という天ぷら屋がある。串に刺した歩きながら食べられる天ぷらが売られてるのだがこれがまたおいしい。たぶん女の子はそういうのが大好きなのである。

 銀閣寺の参道には土産物屋が並んでるのだが、八つ橋を売る店も多い。試食の八つ橋は遠慮なくいただこう。甘いモノを食べた後はのどが渇くのでお茶もいただこう。おいしかったら帰りに買えばいいのである。(帰りにはもうそんなことを忘れてることも多いが)何軒も試食の八つ橋をいただいてもう飽きた頃に銀閣寺にたどり着くのである。さて、ここで普通は銀閣寺を参拝するのだが、もしもその日にしっかりとスニーカーとかを二人が履いていて山登りできるのならば、大文字山に登ることをお勧めする。片道30分もあれば登れるだろう。銀閣寺の門の前から北に進むと、右手に銀閣寺の裏に回り込むように大文字山への登山道がある。送り火で有名な大文字山の、大の文字のところまで登れば絶景が眼下に広がるのである。オレが京都で一番お勧めの場所である。


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04月03日(金)
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