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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■生活保護を食い物にする連中
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 「無料低額宿泊所」なるものをご存じだろうか。ウィキペディアでは次のように説明されている。

無料低額宿泊所
 無料低額宿泊所(むりょうていがくしゅくはくじょ)とは、社会福祉法第2条第3項に規定されている第2種社会福祉事業の第8号にある「生計困難者のために、無料又は低額な料金で、簡易住宅を貸し付け、又は宿泊所その他の施設を利用させる事業」という記述に基づき設置される施設である。
 特徴
都道府県知事への届け出により開設できる。設置者は民間のNPO団体が多いが、個人でも開設できる。バックに企業がついていることが多い。サービス形態としては、「宿所の提供のみ」、「宿所と食事を提供」、「宿所と食事に加え入所者への相談対応や就労指導」がある。入居者のほとんどは生活保護を受給しており、生活保護受給が前提となっている施設が多い。そのため、利用料(家賃)は施設の規模・設備にかかわらず、生活保護における住宅扶助の最上限額に設定されている施設がほとんどである。近年、東京都内の宿泊所が急増し、平成15年6月末で届出総数148、定員5073人となっている。野宿生活者(ホームレス)に生活保護を申請させて入所させているケースが多い。

 この施設の中には、入居者の預金通帳やキャッシュカードを預かり、給付された生活保護費をほとんどピンハネしてほんの小遣い程度しか渡さないところがあるという。ところがその実態調査はきちっと行われてないのである。そして、これらを運営するNPO団体の中には暴力団が関与してるところもあるという。中には摘発を受けて報道されてる施設もあるが、それは氷山の一角である。

 大阪・釜が崎にはホームレスの生活保護受給の支援をして、謝礼として支給された保護費の10%を謝礼としてピンハネすることを生業にしている「似非」善人が多数存在すると知人が教えてくれた。たとえ一人1万円でも100人斡旋すれば100万円になる。それだけの不労所得が発生するのだ。この連中の側にも「本来行政がやるべきことを代行してやっている報酬だ」という大義名分があるんだろう。しかし、納税者の一人としてどうもオレは納得がいかないのである。

 行政がホームレスを支援する方法として、「生活保護を受給させる」以外の方法を何一つ用意できていないのがオレには納得いかないのである。なぜもっと別の、そして安上がりの支援方法を考えないのか。たとえば空き缶拾いをしている人たちが回収した空き缶の買い取り価格が上昇するように回収業者に補助金を出すとか。そうやってその労働の対価に見合うだけの収入を保証するのである。家賃の高い民間のアパートや、ぼったくりとしか思えない無料低額宿泊所ではなく、公営住宅の空き部屋を提供すれば生活保護費を支給する必要はなくなる。ちゃんとした住むところとほんのわずかな定収入があれば、多くの人がそれで十分やっていけるのだ。

 悪いのは生活保護費をピンハネして稼ぐ連中だけではない。その搾取を許している入居者たちも悪いのである。自分たちが不当に搾取されてることを理解せず、現状を改善しようとする意欲もない。ただ漫然と日々を過ごしているだけなのである。なぜ怒らないのか。なぜ自分たちがもらえるはずのゼニを不当にかすめ取る連中の存在を放置するのか。失われた自分たちの権利を取り戻すためになぜ戦わないのか。家や財産を失ってホームレスの境遇になってしまったとしても、人間としての誇りまでも失ってはいけないのである。入居している方たちを一個の人格として尊重せず、ただの金づるとしか考えてないクソ野郎どものインチキ施設をどんどん内部告発して崩壊させてやることがあなた方入居者に課せらせた使命なのだ。

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01月29日(木)
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