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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■出でよ!おなら芸人
ブログランキングの投票いつもありがとうございます。クリックすれば今のランキングが何位かを確認できます。写真日記の方で、「狭山池博物館というハコモノ」という行政批判記事を書いていますので、ぜひごらんになってください。


 ローズサプリという商品があって、あの山本モナも愛用しているという話で、どうやらそれを飲むと体臭がバラの香りになるのだという。老人臭で悩む方や、ワキガに悩む人にとってそうした商品はかなり人気があるのかも知れないが、人間の身体から出る匂いをそうして消すことができるならどんなことが可能なのか。オレは考えてみた。

 うんこの匂いを臭くないようにするサプリは、介護の現場で使われているところもあるらしい。あの強烈な匂いさえなかったら、かなり印象は変わってくるわけで、実際に介護の現場で働く方々の苦労を思えば、そんなサプリはこれから必需品になってくるのかも知れないと思うのだが、うんこが臭くなくなるのならば、おならだってそうだろう。それを何か利用できないかとオレは考えたのである。もしもおならにいい香りがついていて、それを香水代わりに使用する、つまりわざとその香りを噴出させてムードを盛り上げるなんてことができないものだろうかと。

 おならはある程度なら意志の力でコントロール可能だ。オレのような一般人であっても、その出し方に工夫をすることが可能なのである。できるだけ音が出ないように少しずつ噴出させる「すかし」などのテクニックは、多くの人が可能なはずである。もちろんその逆に、一気に勢いよく出すこともできる。そのときは「ぶびっ!」とか「ぶりっ!」という大きな音が発生する。わざと大きな音を出すことだって可能なのである。勢いよく一気に噴出すれば音はでかくなるからだ。

 そのおならの出し方を訓練し、その上でさまざまなサプリを研究しておならにいろんな香りを付けることを可能にすればどうなるのか。それがもしもいい香りならば、これまで不当に差別されてきたおならの地位向上につながると共に。新たなナンパ方法の開拓にもつながるのである。

 ただ、オッサンがおならを出してもそれは別に驚くことでもなんでもない。やはりそういう驚きは妙齢の美女のおならにこそ感じるモノである。そこでオレは提案したいのである。おなら芸人としてデビューする方は居ないのかと。できるだけ美少女であることが好ましいのである。

 美少女のおなら芸人がテレビの大勢の視聴者の前で「ぷぴっ」とかわいく放屁すればきっと見ている人は不快感よりもささやかな幸福感を味わうだろう。それを逆手に取るのである。放屁術に磨きをかけて、自分の意志でいつでも出せるように訓練すればいいのだ。「美少女」「おなら」というミスマッチが人気につながるに決まってるからだ。

 土曜の夜に「エンタの神様」を観ていて思うのは、最近の芸人は自虐的な方法で笑いを取る人たちがかなり多いことである。だったら放屁芸人でもいいじゃないか。放尿や排便シーンを番組の中に入れればかなり広告主からのクレームが付くだろう。それでは「放屁」はどうなんだろうか。少なくとも屁をこいたことごときで番組を降ろされることはないと思うのだ。

 ただ、この放屁芸には一つだけ大きな危険が残されている。それはうんこの危険である。放屁するときには腹圧を高めるわけだが、そのときに気体だけが閉じられた肛門括約筋のすきまから出てくるだけならさほど危険はない。しかし、体調がいつも万全であるとは限らない。下痢ぎみの時に同じような腹圧をかければ、中味が飛び散る恐ろしい大爆発を起こすかも知れない。それはきわめて危険である。もしも生放送で、テレビの視聴者の前でその爆発を発生させてしまうなら、本人が恥ずかしいだけではなくて、テレビ局の面目まるつぶれである。

 と考えてみたのだが、最近のお笑い芸人には本当に自虐ネタが多い。自分の体型や容姿のおかしさをネタにしてみたり、どうしようもない失敗談をネタにしたりと多彩ではある。まきふん公園で暮らしていたホームレス中学生の話も、ある意味この自虐ネタのひとつの例に過ぎないのだ。だったらオレが期待するようなおなら芸人が登場したっていいじゃないかと思うのだ。


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09月15日(月)
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