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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■喫煙小学生を撲滅せよ!
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 オレは中学生や高校生が平然とタバコを吸ってるのを見ると腹が立つ。なんだこいつらはと思うのである。しかし、オレが基本的に注意するのはそれが自分の勤務する学園の生徒であった場合で、公立高校時代にはそういう生徒を補導したこともあったが、校則が厳しい今の学園では生徒の喫煙を目撃したことはない。吸ってる生徒はもしかしたらどこかにいるのかも知れないが、オレの目の前で吸う馬鹿はいない。

 しかしオレの住む地域には喫煙する中学生や高校生が多い。そいつらは夜中のコンビニとかにたむろして、店の前にだらしなくウンコ座りしたり、短いスカートでパンツ丸見えで座っていたりしていて行儀悪いことこの上ない。教師である以上、そいつらを注意するのがオレの務めなんだろうと思うが、オレは家に帰ってくつろいでるときは教師ではなく一人のオッサンだと思ってるので、そんな連中の相手をいちいちしようとは思わない。下手に注意して刃物で刺されたりしたらこっちが損である。こんなクソ野郎のために日本国にとってかけがえのない江草乗という存在が失われるなんて実に馬鹿馬鹿しい。そういうわけでオレは少し離れたところからさりげなく警察に「今、○○のコンビニの前に不良少年が集まってるので補導お願いします」と電話を入れて立ち去ることにしている。そんな連中の相手は警察官に任せればいい。

 もしも中学生や高校生のわが子が喫煙者なら、親はすぐに気がつくはずである。その時点でぶん殴って取り上げればいいのである。それでも馬鹿は隠れて吸おうとするだろう。オレはその対策として過去に「罰金制度の導入」や「留置場へ入れるお仕置き」について書いたことがある。野放しになってる未成年喫煙者の多くは、親が認めてることが原因なのである。そういう育ちの悪い少年の親はたいていルールを守ることなどどうでもいいと思ってるようなだらしない親である。まともな親ならきちっとルールを守らせるように努力しているはずである。すでに喫煙常習になってる子どもの場合、親をいくら指導しても意味がない。そういう親たちには子どもの喫煙を止めさせることは不可能だからだ。そこでオレは石垣市のこの対策を高く評価したい。J-CASTのニュースから引用しよう。

禁煙補助薬「ニコチンパッチ」 石垣市が小学生にも無料処方 2008/8/ 7
 沖縄県石垣市は、市内の小、中、高校生の喫煙者に対し、禁煙補助薬の「ニコチンパッチ」を無料で処方する取り組みを2008年8月6日から始めた。子供達をニコチン依存症から救出、未成年の喫煙者を減らす目的だが、小学生にまで「ニコチンパッチ」を提供することに対し、「本来は親の躾の問題」などと疑問視する声も出ている。
若者はニコチン依存症なりやすく早めの処置が必要
この取り組みは、石垣市健康福祉センターと八重山福祉保健所が、奈良女子大学の高橋裕子教授の協力を得て実施したもの。市内の小、中、高校生の喫煙者は、2つのいずれかの施設で禁煙のためのカウンセリングを受ければ「ニコチンパッチ」が無料で支給される。親や教師の付き添いが基本だが、一人で訪れてもプライバシー保護のため学校や家庭には知らせない。同市の資料によれば、03年に調査した高校生の喫煙率は男子生徒が31.1%。女子生徒は13.6%。小、中学生で喫煙問題が起こったのは、07年度は個人、集団を含め小学生が3件、中学生が59件だった。
石垣市健康福祉センターの知念修所長はJ-CASTニュースの取材に対し、小学4年生頃から興味本位でタバコを吸ってしまう子供がいるが、若年層はニコチン依存症になりやすいために早めの処置が必要だ、と説明する。また、八重山は「世界禁煙デー」が始まった88年から喫煙問題に取り組んでいて、市の施設や空港内などで全面禁煙を実施。現在は敷地内での禁煙も広げている。観光地として今以上に親しんでもらうことも目的で、
「未成年者のタバコを吸う習慣をなくせば、大人になってからの喫煙者数も減らせる。健康的な生活と、観光地としての親和性が高められる」
と話している。
「親は子供からタバコを取り上げ、24時間監視すべきだ」

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08月08日(金)
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