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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■暑くて死にそうなのだ!
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オレは大阪が好きだ。大阪で生まれ育ったことを誇りに思っている。しかし、この暑さはなんだ。朝起きたらすぐにクーラーのスイッチを入れないと耐えられないこのクソ暑さだけはどうにかして欲しい。日中に冷房の部屋から外に出ると、まるでサウナに入ったかのように頭がクラクラしてしまう。とても耐えられない暑さである。こんなところはもはや人間の生活に適さないのである。どうすればいいのか。
夏だけ大阪を離れるというのが一つの方法だ。信州や北海道に別荘を確保して、そこに夏の間はゆったりと暮らす。6月から9月までの4ヶ月ほどを生活する場所として、別荘を買ってそこで暮らすという手段である。しかし、これを可能にするためには通勤しないでもいい生活、つまり早くゼニを貯めてリタイアしないといけないのである。逆に言えば、早くゼニを貯めさえすればそれが可能になるのだ。
わが家の電気代は夏場にはかなりの金額になる。しかし、その支出をケチるわけにはいかない。冷房なしでは全く夏の生活は成り立たないのである。どうすれば冷房要らずの生活が大阪で営めるのかをオレは考えるのだが、そんなことがそもそも可能なのか。
以前にオレはテレビで、屋根が芝生で覆われた家を見たことがある。なんでもその芝生に水を撒くだけで気化熱で屋根の直下の部屋が冷やされるからエアコン要らずなんだそうだ。「これだ!」と思ったのだが、今住んでいる古い日本建築の家をそんなふうに改装するのはかなり困難だろう。となれば新たにどこかに土地を取得して家を建て直して・・・ということになるわけだが、少なくともその「芝生の家」というのは一案である。
あと、家の外壁をコケや植物で覆ったような家というのも効果があるかも知れない。そうそう、今はやりの外断熱というヤツ、あれは夏の暑さにはどうなんだろうか。実際にそういう家を建てている方から訊いてみたいものである。熱をあまり伝えない素材の家をたてて、家の中の冷えた空気をうまく逃がさないようにすれば、さほど電気代をかけなくても涼しい生活は可能かも知れないからだ。暑かったら家から出なかったらいいということで。
そう、わが家の問題点は部屋と部屋のしきりが気密性がないということなのである。昔ながらの日本家屋なので、たとえば隣室との間には欄間があったりしてそこから空気が抜ける。だから完全な密室にはならないのである。ふすまなんてすきまから冷気が漏れる。その上壁にはおそらく断熱材も入っていないようなので、冬はとてつもなく寒いし、夏は外の熱気がそのまま伝わってくる。そしてオレが疑ってるのが天井裏なのだ。強烈な日差しはおそらく屋根瓦を熱してるはずである。そうすると天井裏の空間というのはわが家の熱供給源となっていて、その熱が二階の各部屋を冷えにくくしてるのではないだろうかとオレは家の構造について考えるのである。
今ほど暑くない時代、そして周囲に家がぎっしり建っていなかった昔、田んぼの上を涼しい風が吹き抜けて、わが家も窓を開け放てば両側から風が通過した頃はそんなに暑くはなかったはずである。わずか20年前だ。それがいつのまにか田んぼは消滅して、裏にあった青空駐車場のところには3階建ての建て売り住宅がぎっしりと建ち並び、その家々から排出されるクーラーの室外機の熱風がわが家を襲うようになった。当然こちらからも熱風返ししてるのだが、全く不毛の応酬である。
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08月07日(木)
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