ID:41506
江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
[18851938hit]

■世界陸上、ホンマにやってもええんか?
 大阪で今週末、8月25日から9月2日まで「世界陸上」が開催される予定である。この猛暑の中、世界のアスリートたちが大阪にやってきてコンディションを崩すのである。その期間は大阪の至る所で世界の有名アスリートを目撃できるのである。今日、オレは大阪市内で会場からホテルへ選手が使用すると思われるシャトルバスを目撃した。そのバスは奈良交通の観光バスで、ホテル阪神とANA全日空ホテルから長居陸上競技場を結んでいたのである。ということは選手はホテル阪神と全日空ホテルに少なくともいるということだ。高級ホテルがいくらでもある東京と違って、大阪でそうした選手が泊まりそうなところは限られてくる。帝国ホテルやリーガロイヤル、阪急インターナショナル、リッツカールトンなどに行けば有名選手に出会えるかも知れないということで、追っかけの人たちがもう出現してるかも知れない。

 長居陸上競技場のチケットは前売りで2000円〜5000円、これが当日券だとそれぞれ500円UPということになる。まあ妥当な金額だろう。ただ、ゴール前の一番いい場所はゴールドシートと呼ばれて9日間通しの券が20万円ということになっている。小島よしおではないが、そんなのオレには関係ねぇ。まだ売れ残ってるところを見るとあまり人気がないのかも知れない。大阪の人間なら「テレビで見れるのを何でわざわざそんな暑いとこでゼニはろて見んとあかんねん!」というのが普通の反応であり、おそらくこの観客というのは大阪以外の土地からわざわざ見に来る人たちなんだろう。

 さて、気になるのはマラソンをいつやるかなんだが、男子は初日の25日(土)の朝7:00、女子は最終日の9月2日(日)の朝7:00にスタートするようである。ということはその日の大阪市内の道路は交通規制されることになるのでかなり注意が必要だ。知らずにクルマ通勤なんかしたらどえらいことになる。走者が通過するまで待たされるかも知れないからである。オレが気になるのは今の大阪の最低気温が27度くらいまでしか下がらないということである。たぶん朝7:00でも28度位の気温でスタートして、すぐに30度を超えるわけだ。そんな暑いところを走らされる選手はたまらない。もしかしたら熱中症で倒れる選手が出るのじゃないだろうかとオレは心配するのだ。そもそも夏の大阪などという人間の生存に適さない環境でなぜこんな大会を誘致したのか。招待選手の身に何かあったら大会関係者はどう責任を取るのかとオレは言いたいのである。

 暑さに関してはやはり懸念されてるようで、20日に行われた国際陸上競技連盟の理事会ではバイス事務局長代行が「暑さ」と「チケットの売り上げ」に言及し、一部の理事からは、男女マラソンのスタート時間の変更を希望する声も上がったそうである。それに対して組織委員会は給水所の増設やレース中の選手の体を冷やすシャワーをコースに設置するなどの対策を説明したという。そんな対策でいいんかいとオレは思うのである。そんなモンでは屁のツッパリにもならないのである。もちろん選手はしっかり鍛えてるわけだが、そもそもマラソンの練習なんてたいてい気候のいい高地でトレーニングしているわけで、こんな空気の悪くガラの悪くしかもクソ暑い場所でトレーニングなんかしているわけがないのだ。ふだんから暑い国の選手でさえ「大阪はケニアよりも暑い」と悲鳴をあげてるくらいなのだ。時間をずらすなら夜にやれ。スタート時間を午前0時にすればいいのである。だったら少なくとも日射しの強さは防げるはずだ。


[5]続きを読む

08月21日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る