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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■維新政治家はなぜウソを言うのか?
 メディアはこれらのウソについて誰も突っ込まない。日曜討論でもしもオレが司会者や発言者なら「藤田さん、またいつものアレですか、維新と言えばウソ宣伝、ウソ宣伝と言えば維新、相変わらずデマ100%ですねえ」と言い放っただろう。しかし番組中ではそのウソはそのままスルーされたのである。みごとに日本中の視聴者に「大阪では0歳から大学教育までの無償化が達成されている」「維新の教育政策はスゴい」という事実に反するメッセージを伝えることに成功したのである。

 そこで最初のテーマに戻るのだが、どうして維新政治家はウソを言うのだろうか。オレは維新支持者にこの質問をぶつけたことがある。すると「ウソなんか言ってない」「吉村さんがウソなんか言うはずがない」という答えが返ってきたのである。つまり、いくらウソを言っても支持者には「本当のこと」として受け止められるのである。ウソは洗脳の大きなツールとなり、それで支持基盤を固めることができるのである。

 維新支持者ではない一般人にはどう伝わるか。おそらく「教育に力を入れてくれている維新の会は自民党よりもマシ」という受け止められ方になるだろう。それで本来なら立憲民主党や国民民主党に投票されていた自民党への批判票を奪うことができるのである。

 維新のウソに気付いているのは共産党やれいわ新選組、社民党などの支持者くらいであり、それは国民の中で1割も居ない少数派である。国民の9割の人達は維新のウソをにだまされているのである。

 ウソはそれがウソだとわかった時点で自分たちへの大きなダメージとなる。しかし、ウソだとわかってる人が一割しかいない今の日本ではこのウソ戦術はきわめて有効だ。だから維新政治家は積極的にウソをつくのであり、もはや詐欺師レベルでデマを拡散するのである。

 大阪は医療も教育も維新に破壊された。土木利権目的でカジノIR建設や大学統合、移転などのことが行われ、住民は巨額の借金を背負わされる。夢洲に建設されるカジノIRの事業費は巨額の土壌改良費を考えると2兆円に達すると言われる。それはこれから住民に「負の遺産」となってのしかかる。

 オレは大阪をむちゃくちゃにしたこの維新の連中を絶対に許さない。大阪を単なる金づるとしか考えず、そこに住んでいる住人から搾取することばかり考えている奴ら大阪から叩き出したいと思っている。しかし、今の日本の政党の中で維新と本気で戦ってくれるのは、共産党、れいわ新選組、社民党の3つしかない。

 大阪都構想に名を借りた「大阪市廃止」(大阪市を解体してそのゼニを奪い尽くす構想)は二度の住民投票でもなんとか僅差で阻止できた。山本太郎さんが手弁当で街宣して訴えくれてたことがとても大きかった。しかし住民投票の結果は尊重されず、維新・公明は新たな条例を作ることで大阪市の権限を実質的に奪った。大阪市立の22の高校は無償で譲渡され、その一部の土地は早々と売り飛ばされてタワマンや商業施設になった。市民の財産はそうして府にカツアゲされた。子どものお年玉を親が取り上げて使うようなものである。

 オレは大阪を守りたい。市民の財産がどんどん切り売りされ、御堂筋という大阪のメインストリートの側道がぶっつぶされて行くのを見るに忍びないのである。

 維新は改革政党などではない。実質的に「自民党スガ派」みたいなものであり。統一教会との関係は自民党よりも深い。そうしたカルト勢力に今の大阪は支配されているのである。巧妙なウソ宣伝によって維新は支配地域をさらに拡大しようとしているのである。

 記事を読んで下さった方はどうかオレのこの訴えを拡散して欲しい。そして「無党派」の人々がこれからウソ宣伝に騙されないようにしたいのである。あの連中の野望を食い止めたいのである。これ以上はびこらせたくないのである。どうか理解してもらいたいのである。

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01月29日(日)
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