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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■赤福よ、おまえもか・・・
ただ、オレの素朴な疑問なのだがあんなに多くの店に出荷していた赤福は、もしも売れ残ったらどうなっていたのだろうか。返品という形になったのか、それとも小売店の判断で廃棄されていたのか。販売現場のことを知らないので想像でしかないのだが、ああいった生ものはやはり捨てるしかなかっただろう。全体でかなりの量が廃棄されていたのではなかったか。その廃棄予定の分を一旦冷凍して、その後解凍復活させていた分が全体の18%だったという。その両者には味の違いがあるはずだ。そこまで深く考えたことはなかったが、その両者を食べ比べることができればきっと違いを指摘できたはずである。
赤福の社長の見解では、工場で大量に製造したものを冷凍保存しておいて、その冷凍のものを解凍した瞬間が「製造」になるらしい。だからそこで「製造日」として刻印して出荷するのである。オレはそんなふうになってるとは想像もしなかったが、あれだけ多くの店で売られている赤福をできるだけ低コストで流通・販売させたかったとなるとその手法もある程度仕方がないことかも知れない。問題はそれでどれだけ衛生面の問題があって味が落ちるかということだ。その方法に全く問題がないのならはじめからそうして説明すれば済むことではないか。
観光地で販売されている土産物の菓子はたいてい真空パックされた形で包装されていてかなりの長期保存に耐えられるようになっている。なかなか商品が売れないような場末の店にも並ぶことを思えば、そうやって商品を長生きさせることもある程度仕方のないことなんだろうなあとは思う。少なくとも赤福のような生菓子は買ったらすぐに食べることが前提だし、少し放置してしまうと餅の部分が硬くなっておいしくなくなる。餅の部分が硬くなってしまった赤福を食べた経験のあるオレは、もしかしたらその赤福こそはこの再生品だったのではないかと思っているのである。
これまでお土産の定番だった赤福がこの不祥事でその座を明け渡すことは間違いない。代わりに一番よく売れるようになるものはなんだろうか。赤福をこれまで買っていた層が買い換えるのはやはり和菓子で、そうすると八つ橋が売れるのだろうかとオレは勝手に想像するのである。オレは八つ橋もかなり好きなのである。そして赤福が復活するのはいつになるだろうか。まさかこんなことで300年の伝統が終わってしまうとは思いたくないのだ。
白い恋人に続いて起きたお土産定番菓子の不祥事。全然仕事をしていないように見えた農水省もいちおうこうしたルール違反の摘発はやってるみたいである。大臣のクビが次々と飛んだ一方で、地道に自分の仕事を果たすという役目を忘れない職員がいることをオレは評価したい。トップの大臣はカスだったが、職員は誇りを持って自らの職務を果たしていたんだと。
そういうわけで赤福をあきらめて八つ橋を・・・と思う方はこちらの写真をクリックしてみてください。見ているときっと食べたくなりますよ。
いやいや、やっぱり「赤福」という方には「御福餅」をお勧めします。赤福ととってもよく似ています。こちらも創業200年の老舗です。
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10月13日(土)
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