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サッカー観戦日記
by T.K.
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■クラブユース選手権(U−15)広島−門真 柏−川越
中学生の方のクラブユース選手権も当然昔から観ている。30年前は長野県開催で、Jヴィレッジのオープン(97年)と共に福島に移り、東日本大震災(11年)で帯広に移った。しかし帯広にはちょっと行けない。なぜなら大阪からの直行便がないからだ。ただでさえ高いハイシーズンの新千歳空港からさらに帯広まで移動となると手間すぎる。が、昨年から会場が札幌に移り、さらに時間ができたこともあって観戦を決断する。丁度お盆の時期のグループリーグ3連戦。が、とにかく高い。フェリー往復を考えたが行きは取れなかったし、そうなれば伊丹空港から飛行機で、かなりの割引だったが、それでも高い。宿も札幌や千歳は取れないか、かなり高いので苫小牧にしたが、やはり高い。一泊一万円以上した。実際にプランを練って、これはなかなか行けない、と判断した。

その初日は小樽会場を選んだ。余市のニッカウヰスキー工場見学との抱き合わせを考えていたからだ。ちなみに予約制の工場見学は満員で無理だった。ところが、まず小樽駅の北海道中央バスという看板を掲げたバスターミナルからは目的地へのバスは出ない。違う場所に発着場がある。これでは分からない。伝わらない。バス一本遅れて余裕がなくなった。そして小樽望洋台へのバスが来て、バス停を一個間違え、手前のバス停で降りてからグーグルマップ通りに進む。狭い道を歩くと小さなゴルフ場がある。正式なコースではない。ここを突っ切れ、とグーグルマップは指示する。突っ切って上の端まで来るともう道はない。が、グーグルマップは道なき道を突っ切れ、と指示する。が山の中、丈の長い草が生い茂り、到底無理である。サッカー会場からの声は聞こえるが、無理。かなり大回りをした道なりに歩くしかなかった。ちなみに大会のサイトにも小樽望洋台のサイトにも行き方など載ってない。不親切極まりない。バス一本遅れているので、動きなおして到達してもキックオフ前はおろか、前半終了時に着くのがオチだろう。第1試合終了後に余市に向かうプランだったが、ピッチまで大回りならば後半半ばには出なければならず、これでは辿り着くだけ無駄である。ということで、この日はさっさと撤退して余市に向かった。


さて翌土曜日。大会二日目。札幌サッカーアミューズメントパーク(SSAP)に向かう。札幌駅南口にはバスターミナルがなく、道にあるバス停を探さなければならない。やはり不便極まりない。なんとか辿り着いて、バスに乗り、函館本線北側に出て豊平川沿いに北に進み目的地近くのバス停に着く。最寄りのバス停が二か所あり、それらは隣り同士ではなく、手前のバス停でサポーターと思しき人たちが降りたが、私はなるべくバスに乗っていたい心情から奥側のバス停で降りて会場に向かう。閑静な住宅地で公園も広く、豊かな生活が感じられる。バスは30分に一本だが、まあ大人は自家用車で移動するのでしょう。さてこの辺りは東雁来というのだが、コンサドーレ札幌の練習場があり、人が多くて賑やかだった。それにSSAPは隣接している。ピッチは合わせて5面ある上に大きな公園まで敷地内にある。札幌って土地あるんだなあ。素晴らしい会場です。



広島−ガンバ大阪門真
8月16日 11 札幌サッカーアミューズメントパーク 良芝 32度 主審 黒澤航介氏クラブユース選手権(U−15)
サンフレッチェ

ユースを観る人ならば知っている人も多いだろうが、多くのユースは中学生(ジュニアユース)から丁寧に人材を育てているものだが、広島はとにかくジュニアユースからユースに人材が上がらない。ユースになって全国から人材を集めてそこで育成に成功している。地方クラブの育成の雄みたいに言われているが、広島はユースこそが肝なのである。しかしユース世代(中高生)好きとしては、地元の中学生をしっかり育ててほしいと思っている。
対するガンバ大阪門真はガンバ大阪のジュニアユースの「支店」だ。なかなか強力なチームで、人材も高校サッカーに送り込んでいるのだが、どうもガンバ大阪本家と育成方針がかなり違うらしく、ユースにはあまり人材を送り出してはいない。私の認識としては育成面では広島よりもガンバ大阪門真こそが優秀な育成クラブである。


広島
三七二十
七番二一十番十一

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08月16日(土)
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