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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プレミアプレーオフ 浦和−京都
プレミアプレーオフ2回戦、この日でプレミアリーグ昇格が決まる。広域公園は第1試合が京都対浦和、第2試合がガンバ対マリノスという、関西対関東なので足を運んだ。

プレミアプレーオフ
浦和レッズ−京都サンガ
12月8日 11時 広島広域公園第一球技場 ピッチ良 晴 主審・川勝彬史氏



浦和レッズユース 京都サンガF.C.U-18
GK 25 小森春輝 GK 21 本多敦
DF 15 薄井翼 DF 2 小林治英
DF 24 田中一信 DF 3 三宮稜大
DF 28 阿部慎太朗 (Cap.) DF 4 神田幸太郎
DF 33 田中義峯 DF 11 柴田了祐
MF 6 和田直哉 MF 7 尹星俊 (Cap.)
MF 10 会田光希 MF 14 昌山勇
MF 14 井上大輝 MF 15 酒井滉生
MF 19 深田京吾 MF 17 松本悠臣
MF 22 松坂芽生 FW 9 西岡佑真
FW 9 照内利和 FW 10 立川遼翔
控え選手
GK 30 マルコムアレックス恵太 GK 1 木村光貴
DF 2 横山海斗 DF 19 関谷巧
DF 20 安藤純和 DF 23 音なぎ空
MF 4 白井桜介 MF 8 石本泰雅
MF 7 熊谷陽人 MF 16 小鷹天
MF 21 相賀天晴 MF 20 松本瑛太
FW 39 山根且稔 FW 13 阿部亮馬
監督 平川忠亮 監督 石田英之


浦和
九番
十番
十九六番十四
二二
二四三三二八十五
二五

京都
九番
十番
十五七番十四十七
二番四番三番十一
二一

浦和は攻撃時4−4−2、守備時は22番がバックラインに入る5−4−1。まず目についたのがトップ昇格のH照内。全く予習していなかったが、すぐに逸材と分かった。センターフォワード。最初はがっちり中でプレーしようとするが、京都C神田に潰される。完全にパワー負けとまではいかないが、まあ劣勢である。しかしすぐにスペースを突く動きを見せ、ドリブルもなかなかで、しかも裏を取る動きが第一の選択肢で京都のバックラインは思うように押し上げられない。一人で脅威になっている。スルーパスの受け方までいい。
キャプテン㉘阿部は大柄。潰しもなかなか。京都のフォワード陣が中で踏ん張るタイプではないが、相手にポストプレーは許さないタイプ。フィードもなかなか。左センターバック㉝田中義もやはり高い。右サイドバックN薄井はタフにアップダウンする。そしてはっきり言ってダーティーワークも冴える。良くも悪くもファイターで浦和の象徴。左サイドバック㉔田中一はレフティで左足クロスの名手。守備も完璧でスピードもある。キーパーはキックがよく伸びるし、ゴール前の空中戦は安定している。いかにもJユースのキーパーである。中盤は㉒松坂が守備時バックライン中央に入り、カバーリングとフィードと身体の強さを見せ、なかなかのフォアリベロである。相方E和田はボールに寄りすぎる癖がある。サイドに出たらボールをしっかり刈り取れるので問題ないが、インサイドでは正直京都のI立川に翻弄されていた。特に引き球に飛び込んで抜かれていた。右ハーフM井上は身体能力がなかなかあり、カットイン大好き。レフティかはわからないが両足使える。R深田は細かいプレーが大好き。ちょっとボールを動かしてパスコースを作る。トリッキーでアイディア豊富。フットサルも上手そう。I会田はシャドーの位置からパスを9番に出し、自らも飛び出す。H照内がいても自らがエースという意識が強い。こういうチームは強い。

対する京都は1回戦でも触れたので簡潔に。センターバックコンビは圧倒的な強さと技術で駆け引きもなかなかで裏も取られず。右サイドバックJ柴田はスピードがなく、右深く上がってサイドでの1対1は浦和㉔田中に完璧に封じられ、サイドバックなのにせっかく上がってもバックパスしかなかった。ドリブルでも仕掛けられず。最後のところで耐える浦和の守備の強さが強調される形になった。インサイドはF尹もM昌山も圧倒的に支配。加えてI立川が下がってきてボールを受けて懐の深さでキープ、そこから仕掛けてドリブルも冴え、浦和インサイドを翻弄する。エースストライカーH西岡はトラップ一発で抜け出せる。

序盤こそ互角だったが、京都が支配にかかる。浦和も守備いいチームなので耐えられる。京都の攻撃対浦和の守備力という様相である。


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12月08日(日)
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