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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プレミアプレーオフ 仙台−京都 東京V−日章学園 札幌−富山(第1試合)岡山学芸館−磐田(第2試合)
高校生は普段リーグ戦を戦っている。その頂点は全国リーグであるプレミアリーグで、その下に関西や関東など9地域のプリンスリーグがある。そのプリンスリーグの上位16チームが集まってプレミアリーグ昇格4チームを決める大会がプレミアプレーオフである。形式は4チームずつ4ブロックに分けてトーナメントを行い、その勝者4チームがプレミアリーグ昇格だ。今年の出場チームの内訳はユース12、高体連4。印象としては高体連4つは落ちると思う。岡山学芸館と高川学園についてはベストメンバーではないながらも今期生観戦している。日章学園は配信で観ているが、いわゆる超高校級フォワード高岡くんがいてこそで、チームとしてのレベルはトップレベルには見えない。聖和学園は高校選手権宮城県大会ベスト8で敗退しているのでチェックできなかった。とにかく今は高体連が勝ちやすい時代だが、それをさておいてもユースとの差が大きいと感じる。



プレミアプレーオフ
ベガルタ仙台−京都サンガ
12月6日 11時 広島広域公園補助陸上競技場 ピッチ並み 曇り


ベガルタ仙台ユース 京都サンガF.C.U-18
GK 1 室井陸杜 GK 21 本多敦
DF 2 門脇康太 DF 2 小林治英
DF 4 一色竜二 DF 3 三宮稜大
DF 18 似内久穏 DF 4 神田幸太郎
DF 30 古川柊斗 DF 11 柴田了祐
MF 8 里頼都 MF 7 尹星俊 (Cap.)
MF 9 齋藤俊輔 MF 10 立川遼翔
MF 10 横山颯大 (Cap.) MF 14 昌山勇
MF 11 浅尾涼太朗 MF 15 酒井滉生
MF 28 稲木康太 MF 17 松本悠臣
FW 7 櫻田彪仁 FW 9 西岡佑真
控え選手
GK 12 平山陽樹 GK 1 木村光貴
DF 3 稲葉爽来 DF 19 関谷巧
DF 5 吉田空斗 DF 23 音なぎ空
MF 20 永守大宙 MF 16 小鷹天
MF 24 池田悠一 MF 18 寺本雄登
FW 23 ピドゥ大樹 MF 20 松本瑛太
FW 50 佐々木亮 FW 13 阿部亮馬
監督 安川洋介 監督 石田英之

仙台
九番七番
十一八番十番二八
三十十八四番二番
一番

京都
十番九番
十五七番十四十七
二番四番三番十一
二一


仙台はセンターフォワード9番が京都センターバック陣、とくにC神田に完璧に潰され、サイドに逃げるのだが、きっちり付かれて起点になれずに下がり始める。こうなるとスピードのある7番は単独ではどうにもならず、仙台は全く攻撃にならない。しかも守備陣も高さに欠ける。中盤だけは奮闘していて特にキャプテンのI横山は戦えて技術もあったが、一つには京都のインサイドの身体能力があまり高くないということもある。とはいえ守勢では苦しい。バックラインは京都相手に何もできていないようにすら感じる。過緊張?後手後手に回るのでファウルも増え、特にラフプレーが多い。
京都はキーパーのキックがよく伸びてC神田は圧倒的な高さと潰し、更には持ち上がれて逆足の左足もしっかりしていて、なんというか最終ラインの要塞とか不沈空母という印象である。B三宮も潰しは完璧で、バックラインに不安が全くない。インサイドはF尹がバランスを見ながら必要であれば運動量豊富に動きミスも少ない。M昌山は左足で組み立て、正確なセットプレーもある。そしてトップの位置から下がって来るエースI立川は高度な技術と懐の深さで奪われず、引き球で相手を誘って抜く。C神田とI立川については京都のトップチームのレベルの高さででもトップ昇格もあると思っているのだが、今のところ報道はない。進路はどうなるんだろう?実力的にはほかのクラブで契約できるレベルだが、大学なのかな?あ、もちろんここで挙げていない選手も力ありますよ。Jユースに「端役」などいない。17分、M昌山の右コーナーからA小林が決めて京都先制。さらに20分、M昌山のセットプレーからI立川決めて追加点。これは力の差から言って早々に決まったと判断し、補助競技場を後にして第一球技場に移動する最中に3点目も入り、途中から観ていないが最終スコア1−5で京都が圧勝した。

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プレミアプレーオフ
東京ヴェルディ−日章学園
12月6日 11時 広島広域公園第一球技場 ピッチ良 曇り




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12月06日(金)
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