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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校選手権奈良県大会準決勝 生駒−法隆寺国際 一条−奈良育英
高校選手権予選は近年京阪神を後回しにしている。なぜなら自宅では読売テレビ(大阪)KBS京都、サンテレビ(兵庫)が映るのでテレビが映らない滋賀奈良和歌山を優先したいからだ。まあ今は予選決勝は全国どこでも観られるのだが。

前日土曜日は和歌山準決勝が予定されていたが、台風の影響を受けた荒天で無理と判断して遠征を取りやめ、そして実際試合も延期された。行かなくてよかった。開催された大会では土砂降りでピッチは水に浸かり大変だった。

で日曜日は奈良準決勝を予定通り観ることにした。京都で近鉄に乗りかえ畝傍御陵前駅で降りて、まずは神武天皇陵に向かう。橿原神宮は神武天皇を祀っている。フィクションの人物のためにこれだけの陵墓を作るなんて人間の想像力は大したものである。橿原神宮も明治時代になってから作られた人工的というか後天的な信仰による。

奈良準決勝第1試合は総体で全国に出た第1シード生駒と県2部リーグの法隆寺国際のカード。法隆寺国際は繋ぐスタイルらしい。

高校選手権奈良県大会準決勝
生駒高校−法隆寺国際高校
11月3日 11時 橿原公苑陸 ピッチ良 晴

生駒 監督・古田泰士
GK  1 石丸裕基  3年 175 奈良YMCA
DF  7 宮川慶太  2年 183 奈良YMCA
   10 久保田蒼大 3年 178 SOLESTRELLA NARA
    5 仲川泰地  2年 181 法隆寺フットボールクラブ 
    3 渡邊悠人  2年 168 法隆寺フットボールクラブ
MF  6 片山友樹  3年 170 奈良YMCA
   17 安井理人  2年 163 法隆寺フットボールクラブ
   14 坂口亮太  2年 168 スクデットフットボールクラブ
    4 家根本裕太 2年 173 ディアブロッサ高田
FW 23 上野日成  2年 165 香芝東中
    2 渡邉耕太郎 3年 181 奈良クラブ

法隆寺国際
GK  1 橋本翔   3年 180 三郷中
DF  2 川崎雄真  3年 174 奈良クラブ
    3 米田怜史  2年 173 法隆寺フットボールクラブ
MF  4 北上・青  3年 165 ポルベニル・カシハラ
    6 菊川大喜  2年 170 ディアブロッサ高田FC大和
    7 白石航大  3年 168 奈良クラブ
    8 吉川翔大  1年 178 ディアブロッサ高田
DF  9 橋本陽介  3年 174 SOLESTRELLA NARA
FW 10 表屋陽   3年 170 ポルベニル・カシハラ
   11
   14 松川侍諺  1年 178 斑鳩中

生駒
二番二三
十四六番十七四番
七番十番五番三番
一番

法隆寺国際
十番十四
九番六番八番十一
四番七番二番三番
一番

開始3分、生駒の左クロスにファーで4番ヘッド。1−0。すぐに体格差に気づく。大会プログラムには体重の記載がないが、ことごとく生駒が当たり勝ち、身体のぶつけ方、入れ方でも明らかに優っている。つまり中盤のデュエルでは勝負にならない。それともう一点、法隆寺国際は攻守にわたってボールサイドに寄りすぎる。狭いスペースでは技術を発揮する前に生駒のフィジカルの良さが目立つ。法隆寺国際は自陣から繋ぐスタイルで、サイドバックも中に絞る偽サイドバック(ファルソ・ラテラウ)サイドハーフが開き、特に左のH橋本は生駒の右サイドバックを何度かぶち抜くなどなかなか。右の11番も左足で運びカットインを狙うが、生駒も中には入らせず、タテ突破はない。M松川は高さでは苦戦するもののポストで身体を張る。
生駒は分かり易く蹴るチームで、最終ラインは圧倒的な高さがあり堅実。右ハーフC家根本がガンガン仕掛ける。中盤は運動量があり、先述したようにデュエルに強い、FWは裏に出たボールにしっかり走る。
26分、生駒、C家根本の突破からこぼれをM坂口が決めて2−0。どんどん法隆寺国際が心理的に劣勢になり、これはきついと感じた。中盤で戦わなければ勝てない。前半は2−0。


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11月03日(日)
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