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サッカー観戦日記
by T.K.
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■U−18女子ファイナルズ 藤枝順心−メニーナ
高校生女子がプレーしようとすると一般的には高校女子部でプレーするか、クラブチームでプレーすることになる。日本ではもともとはクラブチーム主体だったが、高校女子選手権が徐々に盛り上がり、しかもなでしこジャパンのワールドカップ優勝で一気に競技人口が増えた。
で現在は夏には高校女子サッカーは全国高校総体、クラブチームはクラブユース選手権が開催され、それぞれ日本一を決める。で、その中からフェスティバル的にナンバーワンを決める大会としてU−18女子ファイナルズが始まった。第一回大会はサンガスタジアムで全国高校総体とクラブユース選手権のそれぞれファイナリスト、計4チームによって行われた。が、すぐに2チームによる一発勝負に変わった。
今年の出場チームは藤枝順心高校とベレーザのアカデミーのメニーナである。藤枝順心は高体連にしてはクオリティが高く、勝てばよかろうというチームではない。完全に支配して崩して勝つチームではない。が、メニーナは日本で最もクオリティが高く、クラブチームの中でも圧倒的に支配できる。
会場の味スタ西は京王線飛田給駅から徒歩。新宿から特急で調布に着いて鈍行に乗りかえ、2駅。初観戦の会場ではないが、グーグルマップの案内に従うと間違った方向に誘導され、キックオフ時間には周囲に着いていたのに、入場には10分かかった。
U−18女子ファイナルズ
藤枝順心高校−日テレ・東京ヴェルディメニーナ
9月16日 10時半 味スタ西 ピッチ良 雨 主審・谷本菜々子氏
藤枝順心高等学校 日テレ・東京ヴェルディメニーナ
GK 1 ンワデイルヴィクトリア GK 16 林心春
DF 3 柘植沙羽 DF 2 鈴木温子
DF 5 永田優奈 DF 3 青木夕菜
DF 8 松本琉那 DF 4 松岡瑛茉 (Cap.)
DF 15 尾辻夏奈 DF 6 朝生珠実
MF 7 葛西唯衣 MF 5 須長穂乃果
MF 10 植本愛実 (Cap.) MF 8 伊藤風葵
MF 14 鈴木由真 FW 7 栗田七海
FW 9 新宮さくら FW 9 式田和
FW 11 藤原凛音 FW 14 西尾咲希
FW 17 鈴木巴那 FW 21 小野葉月
控え選手
GK 21 伊藤楓夏 GK 1 永井愛理
DF 2 中島沙彩 GK 22 加登脇心羽
DF 13 岡崎海空 DF 19 武内明香里
MF 4 佐藤ふう DF 25 尾上陽向
FW 18 宮路花菜 MF 10 眞城美春
FW 22 クレイマー内海ルエラ MF 12 渡邉柚香
FW 23 小松千夏 MF 15 米倉和心
監督 中村翔 監督 坂口佳祐
藤枝順心
九番
十一十番十七
七番十四
八番五番三番十五
一番
メニーナ
十四七番
二一九番
八番五番
二番六番四番三番
10分過ぎ、藤枝順心のハンドでPK。これをB青木が決めて先制。ゲームはメニーナが圧倒的に支配する。B青木は圧倒的な推進力がある。C松岡は後方で回しつつ周囲に指示を出し、持ち出して運んで味方に繋げる。E朝生も同様にセンターバックとして後方で回す。A鈴木も一度豪快な突破があったし、左サイドバックとして前線に一気に飛び出す。D須長は中盤底からセンターバック陣に加わって後方で回す。G伊藤は細かいパスをつなぎ続けるが展開力はないかな?メニーナのボランチはとにかく上手いが長いキックはない。㉑小野は持った途端にドリブルに態勢に入る持ち方のうまさがあるが、同時にビルドアップに加わるクレバーさがある。H式田はタテに仕掛けるが中には突っ込まない。F栗田は上手い。たぶんチーム1上手い。しかし小柄で身体能力が低い。数あるクロスに一度も会わない。後方に下がってビルドアップに加わり、前線に飛び出すがストライカーとしての迫力はない。中1でメニーナのレギュラーだった好選手なのだが。M西尾はより高さがあるが、やはり合わない。やはりビルドアップに加わる。
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09月16日(月)
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