ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4375802hit]

■プリンスリーグ関西1部 阪南大高ー京都
プリンスリーグ関西1部
阪南大学高校−京都サンガF.C.U−18
5月5日 10時 阪南大学高見の里グラウンド 人工芝 晴 主審:野口健太郎氏


阪南大高 監督:濱田豪
GK  1 沖見駿介  179.72 06.11.03 千里丘FC
DF  2 藤本瞬   173.62 06.04.19 大阪市ジュネッスFC
    4 上田蒼太  179.69 06.04.03 ガンバ大阪堺
    5 弥榮琉   177.70 06.07.06 奈良YMCA
    3 梅原翔久  
MF 14 伊藤成康
    6 福本一太  175.70 06.04.18 IRIS FC 住吉
    8 木村宗太郎
   13 柏大輝   166.63 06.05.30 Er Sele United FC
FW  7 野村拓生  174.65 06.09.13 千里丘FC
   10 弓場潤哉  175.65 06.10.01 千里丘FC

京都 監督:石田英之
GK  1 木村光貴  186.76 06.06.24 FC GRANRIO SUZUKA
DF  6 坂川賢祐  174.69 06.05.24 京都サンガSETA滋賀
    4 神田幸太郎 184.76 06.07.25 神戸FC
    5 原山颯   175.71 07.05.19 2年
    3 三宮稜大  180.76 06.07.18
MF  8 石本泰雅  170.67 06.04.27
   14 昌山勇   174.71 07.07.10 2年
   11 柴田了祐  164.61 08.04.28 3年と表記 おそらく生年の記載ミス
   15 酒井滉生  169.64 07.10.17 2年
FW 10 立川遼翔  180.68 07.02.20 
    9 西岡佑真  174.72 06.05.24

阪南大高
十番
七番
十四六番八番十三
三番四番五番二番
一番

京都
十番九番
十一八番十四十五
六番五番四番三番
一番


阪南大高はフラットな4−4−2でバックラインを大きく押し上げ、中盤で激しくプレッシングを仕掛けて奪い、ショートカウンターを仕掛けたいチーム。プレッシングの強度だけなら青森山田レベル。もちろん力だけなら全国制覇も十分狙える。その肝がE福本とG木村のボランチで、仕事量が素晴らしい。ボールを持てば失うこともあるが、強烈な潰しで京都に何もさせない。福本がより能力が高く、ボール奪還能力が高いうえに運ぶこともできる。シャドーのF野村はショートカウンターに特化した選手でI弓場と呼吸があっている。I弓場はワントップとしてはイマイチキープできないが、技術はそれなりにしっかりしていてなんとか収める。ただ中央で踏ん張り切れないのでサイドに逃げがち。

京都はC神田が強烈な潰しと高さと技術でトップ昇格もあるんじゃないかな?B三宮はリーダーシップがありサイドバック向きの積極的な性格。サイドに張っていたのはスタイルか、チームのやり方か?中が薄くなってもヘルプに入らなかった。京都ユースは今まで偽サイドバック的な選手が出なかったが。これはE坂川にも言える。中が強力でビルドアップできるという自信はあったかもしれないが、阪南大高相手には中が薄くてビルドアップできてない。G石本は下がってビルドアップ。しかし守備面では阪南大高ほど潰しが強烈ではなく効いてなかった。J柴田はスピード豊かなサイドの選手だが、なぜ中に顔出さないのだろう?M昌山は積極的に前線に飛び出す。一方で守備はイマイチ。N酒井もサイドに張り、やはり中を薄くする。で、薄くなった中をセンターフォワードI立川が下がってポストに受けに来るのだが、エースでセンターフォワードが大きく下がっては前線も薄くなる。また立川は後ろ向きのプレーしかできなくなる。要するに京都はサイドに開きすぎなのだ。チーム戦術としていかがなものか?個々の能力は確かに高いが、それこそ全国制覇クラスの阪南大高より数段上だが、育てるためとはいえ、勝つチームには見えない。石田監督の意図がまるで読めない。


[5]続きを読む

05月05日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る