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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校総体奈良県大会準々決勝 一条−生駒 山辺−五條 クラブユース選手権関西予選 京都−G大阪
高校総体奈良県大会準々決勝
生駒−一条
5月27日 10時 ナラディーア 人工芝 晴
生駒
五番二十
十四六番十六四番
九番七番八番十一
十二
一条
七番十四
九番六番十番十一
五番二番四番十八
一番
双方ビルドアップできるチーム。ゲームを作れるという意味では奈良県最高峰だろう。前半は一条ペース。ビルドアップ時にはサイドハーフが前線に上がり4−2−4として前線の数的同数を活かしてマイボールにする。これに対し、生駒は中盤が引かず対抗形。生駒が劣勢なのは前線に収まらず、中盤で止められるからだ。特にエースの大柄なセンターフォワードがいない。加えてバックラインが7,8,9,11番だが本職のDF陣じゃないかもしれない。これはハーフタイムの修正しかない、というか、ハーフタイムまで自主的に修正できないのか?と思ったら、前半アディショナルタイムに生駒が先制。
後半生き返った生駒がペースを握り、さらにフォワードを2番と3番に代え、2番が恐らくリーグ戦でのエース43番だが、とにかくフォワードらしからぬ番号をつけた選手に収まり、こうなると強力な中盤が活き、圧倒的なビルドアップ力を発揮する。後半2点追加して生駒3−0一条で終わった。
高校総体奈良県大会準々決勝
山辺−五條
5月27日 12時半 ナラディーア 人工芝 晴
山辺
十一九番
十七八番七番十三
六番三番二番四番
五條
九番
十四六番七番十番
二番三番八番四番五番
一番
山辺は前回観たときにプロも狙えると思った10番が前十字をやったらしく、出られない。山辺は一般のクラブチームが県立高校サッカー部として登録している形。あの時10番以外にいいと思ったのはパッサーの8番と技術がしっかりしていて囮になる無駄走りができる6番。しかしこの日は6番は左サイドバック。山辺はもちろん基本はしっかりしているが、一芸選手が多く、つまり得意なことばかりしたがる。キックがいいからミドルパスもサイドチェンジも決まる。いつもならサイドで1対1になったら突破できるのだろうが、五條は攻守にわたって1対1を突き詰めたチームで突破できない。
五條は典型的なドリブルチーム。場所や状況構わず仕掛ける。県立高校ながら人工芝グラウンド持っているのだからパスサッカーをしてほしいところだが、とにかくドリブルである。特に14番が圧倒的な突破力がある。状況に関係なく凄まじい突破があり、右に左にと局面は打開しないがドリブルを見せたりした。小柄だがスピードがある。プロになる才能はあるが、プロになるにはチームと連動して、ドリブルする状況を判断してパスも出せるようになることだ。いまのところ「最高のアマチュア」以上の選手ではない。
さて山辺は放り込んでも五條はフィジカルがあるので跳ね返せないまでも抵抗はできて、、放り込みは有効ではない。さらに山辺には連動したパスワークがない。つまり自分が自分が、という意識が高くて、囮になる選手がいないのでパスが読めるのだ。このあたり、生駒とは差がある。8番と組む7番も主役意識が高いので、8番がフリーになるには下がるしかない。つまり個々がバラバラで、チームとしてかなり物足りない。あとベンチに先日パワハラ裁判で敗訴した興津監督がいないようだ。指導体制はどうなっているんだろう?
五條は右バックラインから持ち上がって左斜め裏にロングパス、抜け出した選手がループヘッド、これを守り切った五條が1−0で勝ち、準決勝に進出した。
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クラブユース選手権関西予選 PPリーグ
京都サンガ−ガンバ大阪
5月27日 サンガタウン 18時 人工芝 晴 主審:中村亮太氏
京都
十番七番
十一二五十四九番
十五五番二番十三
一番
ガンバ
十一十三
四番七番十番八番
二十三番五番二番
一番
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05月27日(土)
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