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サッカー観戦日記
by T.K.
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■全社1回戦 都農−福山 くりやま−三菱水島
志布志開催の全社は志布志港から徒歩圏内の開催である。大阪から最善のルートは大阪南港からフェリーのさんふらわあで志布志港に行くことだ。コロナ禍での旅行促進策の全国旅行支援は10月1日から開始で、行き、つまり鹿児島県政の動きによる支援は適用され、フェリー代と現地で使える三千円クーポンがある。なお帰りは維新の大阪府政が例によってノロく、全く適用されない。
さんふらわあは個室を取り、テレビまでついていた。操舵室の上からの映像も繋いでおり、観てて飽きない。夕食バイキングは刺身がある。サイトには活け造りとあり、正確には活け造りと刺身は違うらしいが、素人にはマニアックな専門用語の理解など不要である。さんふらわあは旅客の信用を得ているフェリーだが、瀬戸内海航路と違い、高知沖を通る外海の航海なので船酔いが苦手な人は注意が必要。私は乗り物酔いしない体質なので平気だった。船内のWi-Fiはほぼ使い物にならない。個室でアメニティもそろっているので、ただ乗るだけでいい。もちろん大浴場や一晩中利用できるシャワー室もある。船旅は優雅でリラックスできるので、電車やバス移動と比べるとまるで疲れず、乗り物酔いしない人にはおススメです。

全社は例年国体のリハーサル大会として国体前年に国体開催地で行われる。鹿児島国体はコロナ禍で開催が延期され、それに伴い全社も再度開催された。国体は会場で無料の食事やドリンクがつきものだ。それはリハーサル大会である全社もそうだ。しかし二度目の開催のせいか、今回の全社には食事もドリンクも影も形もなかった。用意されることを前提で会場に向かったから食事を用意してなかったので昼抜きである。



全国社会人選手権1回戦
ヴェロスクロノス都農−福山シティ
10月15日 志布志しおかぜ公園B 10時半 晴 良芝 主審 細谷励


ヴェロスクロノス都農 福山シティFC
GK 1 伊藤剛 GK 1 児玉潤
DF 5 濱口功聖 DF 3 徳永椋太
DF 6 柳田健太 DF 6 高田健吾 (Cap.)
DF 22 阿渡真也 DF 8 藤井敦仁
DF 24 杉山弾斗 DF 17 韓勝康
MF 4 梶山幹太 DF 27 石川悠
MF 7 大竹隆人 (Cap.) DF 35 石津大地
MF 8 曽我部慶太 MF 20 田口駿
MF 10 中村亮 MF 24 小松光樹
FW 9 谷口堅三 MF 25 名執龍
FW 28 サミュエル・サヌミ FW 29 松岡ジョナタン
控え選手
GK 30 朴昇利 GK 41 菊地大輝
DF 17 古部健太 DF 4 田中憧
DF 20 藤田大道 MF 7 曽我大地
MF 16 鮫島晃太 MF 13 曽田一騎
MF 23 桝谷岳良 MF 14 磯江太勢
FW 11 鈴木将馬 MF 18 有田朱里
FW 13 白坂拓也 MF 19 塚田裕介

都農
四番九番
十番八番七番二八
二四二二五番六番
一番

福山シティ
二九二四
二五二十八番二七
三番三五十七六番
一番


試合前、都農のサポーターの太鼓が和太鼓の叩き方。和太鼓といえば佐渡発祥の鬼太鼓座(おんでこ)の流れをくむ鼓童(こどう)の和太鼓だけのライブに行ったことがある程度には関心があるので関心を持って聞いていた。で、あとで調べると、特に都農に和太鼓の伝統はないらしい。どういう和太鼓なんだろう?隣のCピッチは南葛のゲームだが、巨大横断幕が視線を遮り、ほぼ観られない。

福山シティはしっかり繋いで支配するスタイル。
技術戦術はしっかりしている。しかしどこかヌルイ。守備時の強度が足りないし、攻撃では敵陣4分の3まで侵入して回すだけでそこから「決断」しないのだ。ドリブルもない、クロスも上げない、ミドルも狙わない。そもまま回していれば勝つだろう、という緩さ。シュートを撃たないから相手ゴールも脅かさない。そもそもベストメンバーに見えない。この大会にいわゆる全社駆けでの地域チャンピオンズリーグ出場を期して一戦必勝で臨んでいるヴェロスクロノス都農とは覚悟の差を感じた。つまりハートというかソウルというか。このゲーム勝たねばすべてが終わる、という覚悟の違いを感じた。


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10月15日(土)
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