ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■全女2回戦 C大阪−高槻
全女(皇后杯)2回戦
セレッソ大阪堺レディース−スペランツァ大阪高槻
三木防災陸 14時30分 ピッチ良 晴


C大阪          高槻
−−−−−矢形−−−−− −−−森迫−−澤田−−−
−−北村−−−−野島−− −−−−−−−−−−−−
前川−−林−−脇阪−井上 渡邊−北浦−−高橋−永木
−−松原−宝田−筒井−− 阪中−橋本−−宮地−上西
−−−−−福永−−−−− −−−−−長谷−−−−−



セレッソ大阪堺レディース
GK 1 福永絵梨香 97/08/19 167/65
DF 4 松原優菜 00/01/24 165/55
DF 7 北村菜々美 99/11/25 161/50
DF 18 筒井梨香 99/06/04 169/64
MF 3 脇阪麗奈 99/05/02 160/53
MF 5 前川美紀 98/08/24 156/51 今津サッカースポーツ少年団
MF 6 井上陽菜 99/09/16 158/51
MF 9 野島咲良 99/04/25 159/58
MF 10 林穂之香 (Cap.) 98/05/19 157/51 京都・神明J.S.Cスポーツ少年団
FW 11 宝田沙織 99/12/27 170/59 FCひがしジュニア
FW 13 矢形海優 99/12/30 160/54
控え選手
GK 21 山下莉奈
DF 25 田畑晴菜
DF 30 荻久保優里
DF 32 小山史乃観
MF 29 宮本光梨
FW 16 田中智子
FW 28 浜野まいか
監督 竹花友也

スペランツァ大阪高槻 監督 種田佳織
GK 1 長谷好美
DF 3 上西可奈子
DF 4 橋本祥子
DF 6 宮地明日翔
DF 24 高橋悠
MF 14 渡邊佳奈美
MF 16 澤田由佳
MF 19 北浦美帆 (Cap.)
FW 8 阪中澪
FW 13 永木真理子
FW 22 森迫あやめ

GK 21 大宮司晴菜
DF 15 谷口きくみ
MF 7 浅野未希
MF 18 朝井出祐子
MF 20 園山萌子
MF 26 小熊桃華
FW 9 吉澤亜依




C大阪はおそらく永里優希以来の傑出したFWである宝田が3バックの中心になっている。高さと確実な技術があり、低く鋭いグラウンダーのパスを出せる。C松原は持ち出せて運べてパスを出せる選手。しかし4分、C松原が後方を確認せず、手拍子でバックパスを出すが、GK福永が上がっていてそのまま無人のゴールに吸い込まれる。バックパスは枠を外せ、という鉄則を守らなかった罰を受けた。スペランツァはやはりテクニックがなく、種田監督が立てた、こう、こう、こうやって組み立てるというシナリオを選手たちの技術的ミスで崩され、攻撃にならない。94年のベンゲル・グランパスはレベルの低い日本人選手がビルドアップできるようにまでなったが、ただ名古屋にはピクシー、トーレス、デュリックスがいた。高槻にはC大阪でレギュラーを取れるレベルの選手がいない。ただ守備については約束事を守れるので、C大阪相手にも守れるが、しかしパワー不足、高さ不足は顕著である。15分、C大阪、左クロスに中でH野島ヘッド右隅。キーパー防げなかったかなあ?23分にも左クロスにH野島が大外ボレー、左に外れる。超決定機。25分、C松原のロングフィード、L矢形抜け出しかけるがカット。すでに支配率はC大阪が7割を超えている。37分、C大阪左クロスにL矢形右アウトで合わせるが右に外れる。38分、高槻M渡邊の右足右コーナー、ゾーンで守るC大阪に対し中で競ってファーボレーキャッチ。決定機。41分、高槻E宮地が膝を痛めて外に出る。これは無理だ、と思ったが、ハーフタイムまで様子を見る。前半1−1で終了。

やはり宮地は無理でハーフタイムで交代。高さもあり、高槻の守備の要だけに痛い。後半は一層C大阪の猛攻になるが、高槻は決定機は作らせない。67分(45分ハーフ)C大阪はE井上がフォアチェックで高槻DFの足に入ったという判定で警告。しかし完全にボールに当たっていた。75分、C大阪が右に展開、高槻の左が転倒し、E井上が中に入れL矢形シュートは高槻がハンドでブロック、明らかに故意ではないがPKもの、しかしこぼれをI林が右隅に叩き込み2−1と逆転。以降も左クロスからL矢形が中でドフリー、ヘッドは右に外れる。結局C大阪が2−1で勝利した。

力の差は明らかだった。いくら監督が優秀でもやはりプレーするのは選手ですよ。


公式記録
12月05日(土)
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