ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西クラブユースリーグ 姫路−高田
関西クラブユースリーグ
エストレラ姫路−ディアブロッサ高田
8月16日 9時 鶴見緑地 人工芝 晴 猛暑
姫路 高田
−−−二十−−十三−−− −−−九番−−三十−−−
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二三−十六−−三七−十一 十番−八番−−六番−七番
四番−二二−−三番−五番 四番−五番−−二七−二十
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−
選手リストのアップについてはまた後日。
共に県リーグ1部のクラブ同士だが、近年姫路がリードしている。立ち上がり、姫路は4−2−4気味にサイドハーフが上がり、ポジションでの有利を作っている。これに対し高田の守備は正攻法というか無策に見える。姫路のアタッカーと高田の守備が同人数、状況によっては姫路のほうが多いのだからパスが出しやすい。しかも高田のバックラインは中途半端に押し上げ、サイドも絞るのだから、スペースへのパスを狙う姫路は幅・奥行とも出せて、攻めっぱなしである。これに対し高田は攻撃時に足元パスばかりで得意のドリブルをしようにもその前にカットされるか、パスが来たときには囲まれている。つまり高田は自陣に引いてカウンターを狙えばいいのに、と思った。カウンターでは高田のドリブルが活きる。高田は押し込んでのドリブルを狙おうにも守備力がなく、そして個人的見解なのだが、常にスペースで優位に立つより、必要な時にだけスペースを活用する方が優っている。つまり高田が得意とする真っ向からの1対1には姫路は持ち込ませない。関西街クラブでポジショナルの概念を体現したのは姫路が初だが、それにしても高田の戦術は幼いというか、中学生の段階で卒業しておくべきスタイルだと思った。現代フットボールは10年前とは別物なのだ。高田も長所を保ちつつ活かし方を考えなければ。
9分、高田D坪田のミスをカットし、姫路シュートのこぼれをL小湊が決めて1−0。34分、姫路のエースS為則が2回切り返し左足シュート。2−0。37分、S為則ダブルタッチから左足シュート。3−0。40分、S為則のスルーパスをO高田シュート。4−0.前半終了。暑かった。試合前の散水もない人工芝だ。バック側にベンチを持っていき日陰を作っているがあまりに過酷だ。飲水タイムではなく、クーリングブレイクを採用している。
さて後半、高田、G福田の右パスをI杉元がダイレクトシュート。4−1。しかし直後に
C磯川のフリーキックをF上野ヘッド。5−1。高田ベンチ「1−1だぞ」と声をかける。後半の1から始めよう、という意図だろう。しかし暑さと消耗で高田の足が止まる。というか前半終了間際の失点の時点で既に足が止まっていた。とにかく暑すぎる。何とか人工芝に散水出来ないものか。52分、㉓三戸がスルーパスを受けGKをかわし決めて6−1。69分、ロングカウンター、O高田が左に展開、S為則の左パスをG岡崎決めて7−1。71分D坪田からC磯川に出して決め8−1。71分左フリーG岡崎からC磯川が決めて9−1。ロスタイム、O高田が仕掛けて倒されPK。N吉田が決めて10−1と圧勝した。
さて、会場について。観客にも運営にもノーマスクが目立った。距離をとっているならいいが、密集してノーマスクだ。運営の集団がノーマスクで狭いエレベーターに入っていったときにはぞっとした。無知というか、意識が低いというか。運営の層が厚いわけではないのだから、感染者が出たら大会が潰れてしまう。
08月16日(日)
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