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サッカー観戦日記
by T.K.
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■なでしこリーグ2部 バニーズ京都−オルカ鴨川
なでしこリーグ2部も新型コロナウィルス禍の中、厳重警戒で有観客試合になっている。バニーズ京都も同様だ。非常に観づらい会場である西京極補助で60人限定。しかも平日10時から申し込み順だった。その日何とか頑張ったが、10時10分に申し込むのがやっとだった。そして結果発表は二日後の16時からだったが、なかなかメールが来なかった。平日とは言え、お盆休みに入っている職場もある。すでに60人枠が埋まり、もう無理と思ったら18時前にメールが来た。どうもすべて手動でメールを送ったらしい。おかげで無事観戦可能になった。

バニーズ京都は元は旭国際だった。ゴルフクラブのサッカークラブという変わった存在だった。それがゴルフクラブの撤退で宝塚バニーズと名前を変えた。バブル崩壊で実業団の撤退は当時よくある話だった。そして京都に移転してきた。対戦相手のオルカ鴨川は千葉県のサッカークラブ。鴨川というのは内房線・外房線の終点の安房鴨川のことだ。職場を整備し、環境は整っている。そして国民栄誉賞メンバーの近賀ゆかりが入った。近賀は高校1年生の際が初見で湘南学院のエースストライカーだった。当時、私は日本サッカー界はスピードのあるストライカーを育てるのが苦手だからサイドに回すのではないか、という危惧をネットで書いたが、結局右サイドバックになった。そしてワールドカップ優勝チームのレギュラーに。海外のクラブにも移籍し、そしてオルカ鴨川では10番をもらいボランチになった。かつて世界一の右サイドバックといわれたジョルジーニョは鹿島に入り、彼を慕って日本代表の名良橋晃が加入したこともあって、名良橋が右サイドバック、ジョルジーニョはボランチとしてチームを操った。それと同じコースだ。

なでしこリーグ2部
バニーズ京都−オルカ鴨川
8月15日 15時 西京極補助 ピッチ並 晴 酷暑

京都           鴨川
−−−渡辺−−松田−−− −−−浦島−−齊藤−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
谷口−富井−−向井−林− 中嶋−松長−−近賀−深澤
小池−加戸−−佐賀−花普@中田−新井−−鶴見−齋藤
−−−−−後長−−−−− −−−−−清水−−−−−

GK 21 後長 美咲
DF 24 小池 真理
DF 6 佐賀 実鈴
DF 16 加戸 由佳
DF 15 花普@玲奈 (Cap.)HT▼
MF 26 向井 彩香
MF 5 富井 寿里菜90+3▼
MF 11 林 咲希90+3▼
MF 9 谷口 木乃実
FW 10 松田 望
FW 14 渡辺 彩香73▼
GK 1 山田 紅葉
DF 4 島田 優依菜
MF 7 小川 くるみHT▲
MF 30 平原 花珠73▲
MF 19 山田 美緒和90+3▲
FW 25 松田 留光那
FW 27 田中 麻由90+3▲
監督 元井 淳


オルカ鴨川FC オルカ鴨川FC
GK 26 清水 栞
DF 15 齋藤 敏子84▼
DF 21 新井 純奈84▼
DF 4 鶴見 綾香 (Cap.)
DF 22 中田 有紀
MF 8 深澤 里沙
MF 10 近賀 ゆかり
MF 5 松長 佳恵
MF 17 中嶋 淑乃74▼
FW 7 浦島 里紗
FW 20 齊藤 彩花HT▼
GK 1 國香 想子
DF 2 石田 菜々海84▲
MF 18 吉田 紫穂84▲
MF 3 成岡 真鈴
FW 19 正野 可菜子
MF 6 南山 千明74▲
FW 9 村岡 真実HT▲
監督 熊田 喜則

断っておきますが。なでしこリーグは2部でもエリート揃いです。例えばバニーズの9番谷口は京都精華高校の全国高校総体準優勝チームのエースでスペランツァ時代にはなでしこジャパン候補にも選ばれた。テクニックとスピードと体格と決定力を備えたアタッカー。加戸も作陽高校時代に湯郷ベルでポジションを奪った。スピードを活かしたサイドバックだったが、体格もあるのでセンターバックに。松長が双子の姉妹で滋賀県南部から当時のプリマハム・フロイラインに通ったエリート。逸材を集めている鴨川はよりエリート色が強い。案外なでしこリーグ2部を低く評価する人がいるので断ったが、それは偏見です。頑張ってさえいればたどり着けるような場ではない。何より才能がいるのです。


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08月15日(土)
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