ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■デンソーチャレンジ 全日本−関西 北海道・東北−関東A 九州−東海
一応。デンソーチャレンジカップとは大学サッカーの地域選抜および全日本選抜8チームによる大会で、いわば大学サッカーの地域オールスター大会である。全日本選抜は大学生のオリンピックことユニバーシアード代表の選考の軸となるチームで、この大会で更にタレントを探す。だがユニバーシアードからは今年の大会から「卒業」する。無論サッカーは人気がなくやめさせられるような競技ではなく、中国でリニューアルした大学サッカーの大会が創設されるためである。だがこの大会は単独チームによる大会と噂されていて、実態はどうなるのか?全日本選抜の位置づけはどうなるのか?現在では日韓対抗戦があるが、それも含めて全日本選抜が継続されるのか、されるとしてSBSカップにおける静岡高校選抜のようにホントにお祭り用のチームになるのか不明だ。

さて大会の性質上、個人の能力に絞って観戦する。

デンソーチャレンジカップ1回戦
全日本大学選抜−関西選抜
3月1日 10時 堺S1 ピッチ良 晴


全日本          関西
−−−上田−−旗手−−− −−−−林−−井上−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
森下−児玉−−高嶺−紺野 山本−川畑−−今吉−岩本
山原−田中−−山川−中村 吹ヶ−川浪−−羽田−真瀬
−−−−−阿部−−−−− −−−−−田中−−−−−



全日本
監督:松本直也
GK 12 阿部航斗  筑波大 新潟U−18
DF  3 山原怜音  筑波大 JFAアカデミー
    4 田中駿汰  大体大 履正社
    5 山川哲史  筑波大 神戸U−18
   18 中村帆高  明大  日大藤沢
MF 14 紺野和也  法大  武南
   15 高嶺朋樹  筑波大 札幌U−18
   17 森下龍矢  明大  磐田U−18
   20 児玉駿斗  東海学園大 中央学院大
FW 10 旗手怜央  順大  静岡学園
   11 上田綺世  法大  鹿島学園 2年

関西
監督:尾内伸行(近畿大)
GK  1 田中勘太  びわこ大 仙台Y
DF  2 真瀬拓海  阪南大  市立舩橋 2年
    3 吹ケ徳喜  阪南大  名古屋U18
    5 羽田健人  関西大  金光大阪
   16 川浪龍平  近畿大  ガンバ大阪Y 
MF  6 川畑隼人  近畿大  履正社
    7 山本悠樹  関西学院大 草津東
   14 今吉晃平  桃山学院大 ルーテル学院
   18 岩本和希  関西学院大 ガンバ大阪Y 
FW  9 林大地   大阪体育大 履正社
   11 井上直輝  びわこ大 立正大淞南



全日本は関東主体。真っ先に目立ったのがN高嶺で最終ラインまで下がって組み立て、鮮やかなサイドチェンジやロングパス、ビシっと決めるグラウンダーでのパスなど左足一本で確実に決める。S児玉も上がり目で組み立てる。M紺野は相変わらず左足を駆使して右からカットインするドリブル。P森下はタテに仕掛けクロスを狙う。センターバックのC田中、D山川はビルドアップに長けている。B山原はクレバーでP森下をフォロー。自己アピールが足りない気はするが、しっかりチームに貢献している。Q中村のフォロー役。I旗手は柔軟に動きながらフィニッシャー役を担う。J上田にはよくボールが治まる。パワーはないのにキープできる。一方関西はA真瀬が圧倒的な上がりの速さ、切り替えに対し、左の吹ヶは失礼ながら以前の爆発的なオーバーラップがなくなり普通の選手になった印象。以前のような怪物選手ではない。D羽田は長身だが、地上戦も強い。ただし技術がイマイチなのが関西選抜どまりか?O川浪はクレバーだが、スケール的にやはり全日本まではいかない。F山本はドリブル抑え目だが、全日本レベルだと思うのだが。Q岩本は仕掛けられない点が松本監督の眼鏡にかなわなかったか。E川畑とM今吉は守備はいいが攻撃力が立ちない。H林はスケールの大きな選手だし、決定力もある。案の定大会後に全日本選抜に選ばれた。J井上は仕掛けてチャンスを作るが全日本相手には苦戦。


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03月01日(金)
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