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サッカー観戦日記
by T.K.
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■デンソーチャレンジ 全日本−関西 北海道・東北−関東A 九州−東海
一応。デンソーチャレンジカップとは大学サッカーの地域選抜および全日本選抜8チームによる大会で、いわば大学サッカーの地域オールスター大会である。全日本選抜は大学生のオリンピックことユニバーシアード代表の選考の軸となるチームで、この大会で更にタレントを探す。だがユニバーシアードからは今年の大会から「卒業」する。無論サッカーは人気がなくやめさせられるような競技ではなく、中国でリニューアルした大学サッカーの大会が創設されるためである。だがこの大会は単独チームによる大会と噂されていて、実態はどうなるのか?全日本選抜の位置づけはどうなるのか?現在では日韓対抗戦があるが、それも含めて全日本選抜が継続されるのか、されるとしてSBSカップにおける静岡高校選抜のようにホントにお祭り用のチームになるのか不明だ。
さて大会の性質上、個人の能力に絞って観戦する。
デンソーチャレンジカップ1回戦
全日本大学選抜−関西選抜
3月1日 10時 堺S1 ピッチ良 晴
全日本 関西
−−−上田−−旗手−−− −−−−林−−井上−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
森下−児玉−−高嶺−紺野 山本−川畑−−今吉−岩本
山原−田中−−山川−中村 吹ヶ−川浪−−羽田−真瀬
−−−−−阿部−−−−− −−−−−田中−−−−−
全日本
監督:松本直也
GK 12 阿部航斗 筑波大 新潟U−18
DF 3 山原怜音 筑波大 JFAアカデミー
4 田中駿汰 大体大 履正社
5 山川哲史 筑波大 神戸U−18
18 中村帆高 明大 日大藤沢
MF 14 紺野和也 法大 武南
15 高嶺朋樹 筑波大 札幌U−18
17 森下龍矢 明大 磐田U−18
20 児玉駿斗 東海学園大 中央学院大
FW 10 旗手怜央 順大 静岡学園
11 上田綺世 法大 鹿島学園 2年
関西
監督:尾内伸行(近畿大)
GK 1 田中勘太 びわこ大 仙台Y
DF 2 真瀬拓海 阪南大 市立舩橋 2年
3 吹ケ徳喜 阪南大 名古屋U18
5 羽田健人 関西大 金光大阪
16 川浪龍平 近畿大 ガンバ大阪Y
MF 6 川畑隼人 近畿大 履正社
7 山本悠樹 関西学院大 草津東
14 今吉晃平 桃山学院大 ルーテル学院
18 岩本和希 関西学院大 ガンバ大阪Y
FW 9 林大地 大阪体育大 履正社
11 井上直輝 びわこ大 立正大淞南
全日本は関東主体。真っ先に目立ったのがN高嶺で最終ラインまで下がって組み立て、鮮やかなサイドチェンジやロングパス、ビシっと決めるグラウンダーでのパスなど左足一本で確実に決める。S児玉も上がり目で組み立てる。M紺野は相変わらず左足を駆使して右からカットインするドリブル。P森下はタテに仕掛けクロスを狙う。センターバックのC田中、D山川はビルドアップに長けている。B山原はクレバーでP森下をフォロー。自己アピールが足りない気はするが、しっかりチームに貢献している。Q中村のフォロー役。I旗手は柔軟に動きながらフィニッシャー役を担う。J上田にはよくボールが治まる。パワーはないのにキープできる。一方関西はA真瀬が圧倒的な上がりの速さ、切り替えに対し、左の吹ヶは失礼ながら以前の爆発的なオーバーラップがなくなり普通の選手になった印象。以前のような怪物選手ではない。D羽田は長身だが、地上戦も強い。ただし技術がイマイチなのが関西選抜どまりか?O川浪はクレバーだが、スケール的にやはり全日本まではいかない。F山本はドリブル抑え目だが、全日本レベルだと思うのだが。Q岩本は仕掛けられない点が松本監督の眼鏡にかなわなかったか。E川畑とM今吉は守備はいいが攻撃力が立ちない。H林はスケールの大きな選手だし、決定力もある。案の定大会後に全日本選抜に選ばれた。J井上は仕掛けてチャンスを作るが全日本相手には苦戦。
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03月01日(金)
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