ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4372153hit]
■プリンス関西参入戦 東山−綾羽 大阪学院−滝二 近大和歌山−一条
プリンス関西参入戦
東山高校−綾羽高校
10月7日 9時45分 堺S8 曇 人工芝
東山 綾羽
−−−十番−−八番−−− −−−七番−−十一−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
十三−七番−−五番−十一 九番−三番−−五番−十番
六番−三番−−四番−二番 二番−六番−−四番−十三
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−
東山が支配し綾羽がカウンターを狙う形。断っておくが滋賀県リーグを独走優勝した綾羽は十分に強い。そして京都府リーグを最終節で優勝した東山を十分スカウティングする時間はあっただろう。その東山相手にドイスボランチ3番と5番が二人とも走り回って潰すタイプになっている。これは力の差があるとみて謙虚な姿勢で守備から入ったということだろう。東山は10番が引いて受けて組み立てに加わりフィニッシュにも顔を出す大活躍。一目でタレントだと分かる。しかし彼の日ではなかったようで、前半3回あった超決定機を外す。技術にも得点センスにも秀でているだけに、決めるところを決めれば大化けしそうなのだが。11番は快速で右クロスの判断も的確だがやや精度を欠く。一つには抜き切らなくてもどんどん上げていけ、という判断があるかもしれない。8番は高さがあり起点になれる。これは10番にも言えるが、綾羽センターバック陣が高くないので空中戦で競り勝てる。7番はボランチの位置から組み立て、前線ではキレある突破を見せ、10番に次ぐタレントだと思った。東山13番、綾羽9番の両左サイドハーフは信じられないほど良く走る頑張り屋。前半は0−0で終了。東山はサイドが突破できて中も高いのでクロスが合えばゴールの雰囲気はプンプンしている。一方の綾羽はギリギリの抵抗だが、カウンターに行けず極めて苦しい。中盤がファイター揃いで抵抗しているがバックラインが耐えきれず、前線も孤立している。
後半、一層東山のパススピードが上がる。そして48分(後半3分)、東山10番の右CKの流れから10番右クロス、ニアで誰か?スライディングシュートで1−0。60分には7番のスルーパスに東山10番抜け出し、GKと1対1を流し込み2−0。綾羽は左ハーフをテクニカルな20番に交代し、両サイドの突破を図るが、いい形でボールを受けられない為、囲まれて奪われる。そして一向にFW陣は東山センターバック陣に潰され続ける。力の差があって力量は図りかねるが、東山の両センターバックはなかなか鍛えられている。そして落ち着いて時計を進め、東山が2−0で勝利。来季のプリンス関西参入を決めた。
とにかく東山が強かった。このことに尽きる。綾羽は今年観た滋賀のチームの中では最強だ。そして滋賀のレベルは決して低くない。高校選手権予選でも本命だろう。その滋賀で独走優勝した強い綾羽を寄せ付けなかった東山の強さ。打倒京都橘の1番手ではなかろうか?いや近年は少し前までの滋賀と入れ違いにすっかり京都のレベルが上がって読めないのだが。両校は確実に全国で通用する。特に東山は楽しみだ。
プリンス関西参入戦
大阪学院高校−滝川第二高校
10月7日 12時 堺S8 人工芝 曇
大阪学院 滝二
−−−九番−−七番−−− −−−十番−−七番−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
六番−十番−−八番−四番 九番−八番−−十三−二三
十三−三番−−五番−十一 十九−五番−−四番−十七
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−
[5]続きを読む
10月07日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る