ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■全国高校総体3回戦 高知中央−大津 飯塚−米子北 帝長−滝二 尚志−桐光学園
高校野球で「いてまえ打線」というのがあるらしいが、滝二は「いてまえフットボール」である。一人一人があまり状況を考えずに目の前の敵に食らいつく。これはお互いに連動してスペースを作り合い生かし合う帝長の思うつぼだ。
帝長でまず驚いたのはH児玉だ。1年生なのに9番を与えられるなんて、と思ったが胸板が厚くて強いし、スピードもある。そしてタッチが柔らかい。下がってリズムを作っている。これは間違いなく「将来を期待されて」などではなく、「主力選手として期待されて」9番を与えられている。エースはM和食(わじき)だ。身体はないが上手いし、カウンターで仕掛ける迫力がある。パスもカットできそうでカットできないいやらしい。フットサル経験があるんじゃないかな?それもかなり。帝長のエースナンバー14番を与えられるだけはある。右足セットプレー担当。キーパー@仲は足元だけでなく高さも安定している。B吉田はかなり攻撃的で、彼が右ウイングバックの3バックかと思った。D西はレフティ。ミスしないし鉄壁の守備力がある。大学サッカーでも楽しみ。Aリヴキン辻もレフティ。右の吉田が超攻撃的だけに左の彼はバランスを取るの難しいと思うが、攻撃的姿勢を失わなかった。C桑原はカバーリング主体だが、やはり上手い。帝長のバックラインは全員タレントだ。F水澤はよく見えている選手。帝長のサッカーは細かい技巧に走りがちなので彼のような存在は大きい。I北村はターンが鋭く、切れ込みが鋭い。G中澤はハードワーク。K上田は身体を張りつつ細かく考えて動く帝長フォワードらしい選手。
11分、帝長F水澤の左クロスをH児玉が合わせて先制。帝長の猛攻が続き前半アディショナルタイム、K上田のパスにH児玉が絶妙なファーストタッチで抜け出して流し込む。2−0。さらにH児玉からAリヴキン辻に通って決めて前半3−0。
勝負ありとみてハーフタイムでピッチ移動したが、実は後半は滝二が2点追撃した。帝長としては強豪校のゲーム運びではない。後々禍根残すぞ、と思ったら、準々決勝は配信見る限り冴えない内容で尚志にPK負けしてしまった。高校生のメンタルは難しい。
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全国高校総体3回戦
尚志高校−桐光学園高校
7月29日 12時半 JヴィレッジP2 良芝 主審 藤岡慶悟氏
尚志
GK 16 門井宏樹 3年 180.68 クラブ・ドラゴンズ柏U−15
DF 2 木村心貴 3年 178.62 セレッソ大阪和歌山U−15
DF 3 西村圭人 (Cap.) 3年 177.68 アルビレックス新潟U−15
DF 5 榎本司 3年 175.62 川崎フロンターレU−15
DF 17 星宗介 2年 174.63 矢板サッカークラブ
DF 20 迫田悠聖 2年 177.65 1FC川越水上公園
MF 7 臼井蒼悟 3年 171.62 栃木サッカークラブU−15
MF 8 阿部大翔 3年 176.64 アトラエンセFC平塚
MF 10 田上真大 3年 172.64 シュートJrユースFC
MF 14 若林衣武希 2年 170.60 シュートJrユースFC
FW 9 根木翔大 3年 178.64 フットボールクラブフレスカ神戸
監督 仲村浩二
桐光学園
GK 1 斎藤准也 3年 194.83 川崎フロンターレU−15
DF 2 武山陽介 3年 178.74 FC東京U−15むさし
DF 3 田中智也 3年 175.73 淞南ベルマーレU−15EAST
DF 4 川谷駿斗 3年 188.83 東急SレイエスFC U−15
DF 5 陶山響 3年 175.65 川崎フロンターレU−15
MF 6 米川洋輝 2年 175.72 FC町田ゼルビアジュニアユース
MF 7 宇留江生叶 2年 175.65 FC厚木ジュニアユースDREAMS
MF 8 松岡奏友 3年 174.65 名古屋グランパスU−15
MF 11 萩原慶 2年 175.61 シュートJrユースFC
FW 9 西城大翔 2年 171.65 東急SレイエスFC U−15
FW 10 倉持慶太 (Cap.) 3年 172.66 SOLTILO TOKYO FC
監督 鈴木勝大
さて後半から観るこのゲームだが、尚志に前半退場者が出ている。つまりG阿部が終了間際に退場して、前半は1−1で終了している。
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07月29日(火)
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