サッカー観戦日記

ID:40506
サッカー観戦日記
by Ｔ．Ｋ．
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■プレミアプレーオフ　仙台－京都　東京Ｖ－日章学園　札幌－富山（第１試合）岡山学芸館－磐田（第２試合）
岡山学芸館高校－ジュビロ磐田
１２月６日　１３時半　広島広域公園ビッグアーチ　ピッチ良　曇り

岡山学芸館高校ジュビロ磐田U-18
GK 30 福地煌矢 GK 1 飯田恵然
DF 2 道満智哉 DF 2 小澤有悟
DF 3 江口陽向 DF 4 渥美慶大 (Cap.)
DF 18 平尾駿成 DF 5 後藤翔吾
DF 5 吉岡大和 DF 12 甲斐佑蒼
MF 6 池上大慈 MF 6 森力介
MF 7 岡野錠司 (Cap.) MF 7 寺田阿輝彦
MF 8 青川凌大 MF 8 川合徳孟
MF 11 万代大和 MF 14 石塚蓮歩
MF 13 堀口友聖 MF 17 髙澤海志
FW 10 太田修次郎 FW 9 山本将太
控え選手
GK 1 本田世成 GK 16 吉岡幹太
DF 21 守時輝 DF 3 松下颯汰
MF 16 東海祐也 DF 23 森島皐雅
MF 22 植野柊 MF 20 河合航希
FW 9 香西健心 MF 10 河合優希
FW 14 岸昂希 FW 11 岡田幸成
FW 19 奥野新 FW 13 持永藍雅
監督高原良明監督西紀寛

岡山学芸館
六番十番
十一七番八番十三
二番五番四番十八
三十

ジュビロ磐田
九番
十四八番十七
六番七番
五番十二四番二番
一番

まず立ち上がりの様相から。磐田が圧倒的に押し込む。自信満々に繋ぎ前後左右に振り回し次々チャンスを作る。岡山学芸館は飲まれてしまったように見えた。その中心が⑧川合で、高度な技巧で前線で失わず、相手をおちょくったようなプレーも見せ、明らかにキックもいいので岡山学芸館はファウルもできない。というか、ファウルする隙さえ無いように見える。

さて、個別評を。岡山学芸館はバックラインについては特に印象がない。体格に欠け、個の強さもなく、個人では止められない。ただし引いて人数で守る意識は高い。ボランチ⑦岡野は素晴らしい。運動量以上に判断力があり、磐田⑧を意識してみていて、セットプレーを蹴るキック精度があって、攻撃にも絡み、リーダーシップもある。ただ負担が大きい。その負担を軽減するのが相方の⑧青川で走力は素晴らしい。技術はそれほどでもないが、積極性があり、フットボーラー向きの性格をしている。⑪万代は仕掛ける迫力がある。⑬堀口は持てる選手だが突破がなかったか。一つには磐田の左サイドバック⑤の守備力が極めて高いということがある。⑥池上は岡山県大会でも思ったが、サイドハーフが本職か。スピードを生かして裏を狙うが、磐田には全く隙がない。⑩太田はポストプレーが通用せず大苦戦。

磐田はキーパー飯田のビルドアップが素晴らしい。右センターバック④渥美は攻守に上手い。この年代のセンターバックとしては完璧に近い。これに対し左センターバック⑫甲斐はパススピードが速すぎたり遅かったりといささか怪しい。とはいえ岡山学芸館相手なら十分な力がある。守備力そのものはしっかりしている。左サイドバック⑤後藤は左足しか使わないが守備主体のサイドバックとして安定している。②小澤は大外をガンガン上がる。⑦寺田は両足使い。ビルドアップ能力が高い。⑥森は下がり目のボランチとして組み立てて下がって来る岡山学芸館⑩太田を潰す。⑧川合は繰り返すがピッチ内で一番上手い。トップ昇格。縦移動があり、どんどん飛び出して決めにかかるし、戻りも早い。⑰高澤は中に入るのが好き。カットインもあるが、左で味方が持ったときどんどんゴール前に飛び出す。⑭石塚はドリブラー。⑤後藤を囮にどんどん仕掛ける。⑨山本は体格ないのにポストが安定している。技術と身体の使い方が素晴らしい。

さて３７分、磐田の左コーナーこぼれを右寄り２７メートルから⑤後藤コントロールミドルを左上隅に決めて先制。０－１。岡山学芸館は即⑬堀口アウト⑨香西がセンターフォワードにイン。⑥池上が右ハーフ。⑨香西はポストプレーがあり、ようやく岡山学芸館は前線で持てるようになる。さらに⑪万代も身体を張る意識が出てくる。岡山学芸館は勝てないながらも身体を張る意識が出てきて、抵抗できるようになる。これが全国制覇のプライドか。繋げないながらも走って当たる部分がしっかりしていて、格上相手にも戦えるというところが以前の岡山学芸館とは違う。磐田も自由には行かなくなった。前半０－１。

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12月06日(金)

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