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サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西学生リーグ 阪南大−大経大 関大−立命大
対する立命大はやはりプロに行くと思っている小松拓幹というセンターバックがいない。B東野はバランスの取れたセンターバック。ただし矢野に苦戦しているようではプロは厳しいかも。M西林はスケール感はないが、とにかくクレバー。F田中も使い勝手のいい器用なタイプで、立命大の右サイドは柔軟性に富む。インサイドはやはり奪取力が高く、関大のインサイドとバチバチやりあう。J延はいかにもアカ福なリアルストライカー。動き出し、DFとの駆け引きに優れ、高い決定力を誇る。プロからはこの部分をどう評価されるか?
さて立ち上がりから立命大N藤井が次々にタテ突破から左クロス、これをF田中が3回外す。いい位置に入っているのが田中の良さだが決めなければ。セットプレーもキック精度の高い田中が担当。立命大は左サイドで圧倒しつつ、右も押し込み、完全にペースを握る。しかし27分、関大J鎌田の左足右コーナーキック中でR松本ヘッドで競ってファーでP矢野が突き上げるようなシュートを突きさし関大先制。その後も立命大が攻め続けるが関大も耐える。前半は1−0で終了。
後半に入り立命大の右が効いてくる。というか関大のE黒川の様子がおかしい。前半はクロス0。上がれず守備も甘い。迷っているのかな、と。シンプルなプレースタイルでタッチライン際をアップダウンするタイプだが、そのプレースタイルを考え直しているのか、と思った。そして58分、立命大F田中がカットイン、左足で浮かせてニアでJ延がノートラップランニングボレーシュートを右上隅に叩き込む。J延のセンスと決定力は流石だが、黒川のサイドを破られた。選手交代を織り交ぜ、関大は藤井を封じようとするが、藤井はラフで警告もあったが、ついに右サイドに移り、黒川を狙い始める。そして藤井の右カットインからL松井右シュート、こぼれをJ延が右に決めて1−2と逆転。黒川は成長痛の悩みかなあ?結局立命大が1−2で順当に勝利した。公式記録でシュート数6対18。この日は立命大のほうが強かった。
とにかく黒川は1試合でもこなしてJで学んだ経験を活かさねば。G大阪は左サイドバック藤春が30歳。左サイドが今後の課題になるのは間違いないので、基本的に大学生のJ1入りに反対の私でも黒川のケースでは反対はしない。ただもう少し成長しなければ。
公式記録
05月18日(土)
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