ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■全国高校総体3回戦 高知中央−大津 飯塚−米子北 帝長−滝二 尚志−桐光学園
飯塚はボランチE保科、C坂本が下がって組み立て、サイドバックが高い位置を取る。H塚本はポストをこなす。センターバックコンビは180オーバーだが、必ずしも空中戦では勝てない。基本的にゲームを作るタイプのチームだが、あまり前進できない。

米子北は中盤でE湯月が次々に奪い返し、敵陣に蹴り込む。ここは伝統的にゴール前に放り込み追い回す、小峰先生の国見以来のスタイルだ。フォワードも体格データの通り、172とか173とか大柄じゃないが、空中戦に強く、競り合いに強い。I山下は上手い。右サイドバックC浜梶は積極的に上がる。

スコアレスドローの雰囲気の中、終盤に飯塚はPK戦用キーパー

21 高田大雅  3年 191.115 FC Fuji ジュニアユース

が入る。でPK戦。飯塚のPK戦用のキーパーのはずなのに飛ぶ方向がことごとく逆で、米子北が外したこともあって4−4でサドンデスに入り、同じ方向に飛んだキックを長身を生かして止める。巨漢って素晴らしい。結局PK戦で飯塚は勝ち上がった。


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さて、午後の第2試合である。帝長は11人制での全国制覇経験はない。全国ベスト4はやたらと多いが。かつては地元の子供を下部組織の長岡JYFCで育ててプロに送り込んだ高校だが、選手寮ができてから全国からタレントが集まっている。その理由の一つが、ここはやっているフットボールが魅力的だ。自陣から繋いで細かく連動して完全に崩して得点する攻撃的フットボール。遊び心があり、選手も育て、大学でも活躍できる選手を送り出している。おそらく成長しやすい環境だ。もちろん雪国なのだが、上手く順応して育てている。はっきり言うが、私が最も好きな高校チームの一つだ。
対する滝二は全国制覇経験もある高校だ。顧問が特に問題も起こしていないはずなのに、校内の他の部活の顧問に移ってから低迷して、全国上位には来れていなかった。細かいことは考えるな、個性を前面に出してプレーしろ、というチームで、選手の自由度が極めて高いカオスなチームである。

全国高校総体3回戦
帝京長岡高校−滝川第二高校
7月29日 12時半 JヴィレッジP1 良芝 主審 田原愼乃介氏


帝京長岡
GK 1 仲七璃   2年 183.71 FC東京U−15むさし
DF 2 リヴキン辻アーロン 3年 180.66 ガンバ大阪ジュニアユース
DF 3 吉田龍悟  2年 182.72 ジェファフットボールクラブU−15
DF 4 桑原脩斗  3年 182.80 北海道コンサドーレ札幌U−15
DF 5 西馬礼 (Cap.) 3年 182.73 フットボールクラブフレスカ神戸
MF 7 水澤那月  3年 168.62 FC Viparte
MF 8 中澤昊介  3年 175.64 アイリスFC住吉
MF 14 和食陽向  2年 166.60 フットボールクラブフレスカ神戸
MF 20 樋口汐音  3年 180.70 SQUARE富山FC U−15
FW 9 児山雅稀  1年 173.67 フットボールクラブフレスカ神戸
FW 12 上田十輝  3年 177.65 千里丘FC
監督 古沢徹

滝川二
GK 1 岩橋晃大  3年 184.71 セレッソ大阪和歌山U−15
DF 2 山田悠生  3年 177.68 神戸フットボールクラブジュニアユース
DF 3 浜口巧成  3年 186.73 虎ジュニアU−15
DF 4 滝澤呂澪 (Cap.) 3年 182.67 クラブテアトロJY
DF 5 吉井悠   3年 175.65 FC BASARA HYOGO U−15
MF 7 南壮一郎  3年 177.67 神戸フットボールクラブジュニアユース
MF 10 北村勇貴  2年 171.61 FC PATENO ITAMI
MF 14 米田空眞  3年 174.59 セレッソ大阪和歌山U−15
MF 17 宮本蒼大  2年 174.59 三宮フットボールクラブジュニアユース
FW 9 空久保善  3年 166.64 サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース
FW 13 坂田淳哉  3年 176.67 アメージングアカデミー
監督 小森康宏

帝長
九番十二
十四
七番八番二十
二番四番五番三番
一番

滝二
十三九番
七番十四十七十番
五番四番三番二番
一番


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07月29日(火)
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