ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4375967hit]

■プリンスリーグ関西1部2部開幕節
   14 西川宙希  170.62 06.12.01 
FW  9 安藤翔規  172.65 06.09.20 セレッソ大阪和歌山
   15 中山聡人  170.59 06.06.01 セレッソ大阪西

セレッソ
九番十五
十四十番三三八番
六番十三三四二十
二一
(4−4−2)
滝二 総監督:松岡徹 監督:小森康宏
十九
二二
十一七番五番十三
二番八番十七二十
(4−4−2)

まず触れねばならないのは、C大阪は昨年までの風間八宏さん体制ではないということ。昨年のユースは攻撃時でも強烈な横圧縮をしていわば「サイド」のいないサッカーをしていた。スペースを使わず、極端に技術重視のサッカーで選手を育てる方針に見えた。狭いスペースで空いてなくてもパスを出す。もちろんチームとしては勝てないが、それは織り込み済みでプロを育てるスタイル。しかし風間さんが離れた今、良くも悪くも普通のJユースのサッカーになっている。つまり4−4−2でサイドに開いてスペースも使い、センターバックで回して空いている選手に出していく。ロングボールも織り交ぜるし、サイドチェンジもある。普通のJユースサッカーは数多のJユースで育成実績があり、プロを育てられる。しかしC大阪は尖ったスタイルをしばしば繰り出す。スペインかぶれになった時期もあれば、ドルトムント式の猛烈な運動量になった時もある。風間さんのスタイルも含めていずれも長くは続かなかった。しょっちゅう変更するセレッソの育成ポリシーがなんとも理解しかねる。京都は割とJユースの標準的なスタイルで一貫しているし、G大阪は(前任監督はパワハラだったが)選手各自が個性を打ち出し大雑把な戦術で各自主役意識でやるスタイル、神戸はバルサ路線と方向性があるのだが、C大阪はコロコロ変わる。

さてC大阪はセンターバックでのパス回しから確実に前進する。㉞海保、L伏見は確実にボールを回し、伏見からは左足ロングフィードもある。海保もロングボールがあるようだ。ずっとしているので㉑イシボウが足元のシーンしかないが無難。サイドバックは高い位置を取る。I木實は左足で裏へのパスを狙う。サイドハーフはドリブル狙いだがスペースへの動き出しがよい。H安藤、N中山とも裏を狙いたいFWか。オフサイドラインをもう少し見て飛び出してほしい。

滝二は5番が引いてビルドアップしたいが、全体的にプレッシングを受けたら失う。蹴るにせよ作るにせよ中途半端で何をしたいのか伝わってこないが、技術のある選手たちがプレーを迷っている印象。面白いシーンとしてはC大阪のカウンターで滝二の2番が足先で引っかけて倒し、相手を傷つけないクレバーなプロフェッショナルファウルで止めて警告も出ないシーンなのに、22番が主審に文句を言って22番に警告が出たもの。22番はクレバーではなかった。

さて力の差から言ってC大阪が回し続けていたらそのうち先制すると思っていたが、試合は引き分けに終わった。



金光大阪 監督:岩松哲也
九番十番
十一七番八番六番
誰々四番三番二番
誰々
(4−4−2)

近江B 監督:市川兼伍 コーチ:前田高孝
二一三番二十
十三十七
二四十九二三二二五番
二五
(5−2−3)

金光は基本的に運動量自慢のプレッシングチーム。金光は持たされるシーンが多いが、蹴る止めるの基本に差があり、強く鋭いパスで近江Bのプレッシングをかわす。しかし押し込んでからの打開策がない。近江Bは5−2−3で相手バックラインにまずは圧をかけてだめなら引いて5バックで守りカウンターを狙う。まあAチームと同じスタイルだ。劣る点はやはり基本。奪ったら連動して上がるスローなカウンターという点も同じ。このゲームについては金光が一枚上だと思った。



大阪桐蔭 監督:永野悦次郎
十五十四
三番六番八番十番
二番四番五番七番
一番
(4−4−2)

大産大附 監督:中西幸司
九番十七
七番誰々十番十一
六番誰々三番五番
誰々
(4−4−2)


[5]続きを読む

04月07日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る