ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■地域チャンピオンズリーグ 宮崎−徳島 福井−枚方
MF 24 佐藤諒      169/65 97/09/24 びわこ成蹊スポーツ大
MF 25 宮城和也     176/67 98/01/12 中央大
MF 29 小谷健悟     170/59 92/08/31 ギラヴァンツ北九州
FW 11 木田直樹     172/63 94/01/08 大阪体育大

GK 36 武田博行
DF 2 キングマックス
DF 18 阿部翔
MF 8 野沢拓也     176/70 81/08/12 ウーロンゴン・ウルブス/オーストラリア
MF 10 二川孝広     168/63 80/06/27 栃木SC
FW 9 岡本英也
FW 17 福森大樹



福井は北信越リーグ最終節を観る限り、負けるリスク、勝ち点を落とすリスクを極力避け、鉄壁の守備で失点をなくし、地力の高さで得点を奪いロースコアで勝つチームだ。5バックがそれを示している。これに対しTIAMOは関西リーグは後援会しか入れないので観戦できなかったが、基本的には中盤が強力だ。ベテランが多いが、田中が守備で効いていて、確実にできることだけをするタイプ。もちろんJリーグでも実績十分。エースのチョ・ヨンチョルは代表経験があり、突破力ある選手。枚方でも一番能力が高い。バックラインも石神ら能力の高い選手が多く、関西リーグで揉まれた粘りがある。おそらく福井のシナリオはこのゲームを引き分けて残り2戦2勝で勝ち点7での突破だ。立ち上がりはプランか、福井が押し込むが、徐々に双方の妥協点、枚方が支配し福井が守る展開になる。しかし福井もエースI山田が巧みに裏を狙う。枚方は石神のシュートがセーブされバーを叩く決定機はあったが、前半は概ね大人しい展開。といってもぬるいゲームではなく、お互いリスクを避けつつどう隙を伺うか、という手に汗を握る展開だ。

後半に入り、福井がカウンターからチャンスを作る。特に61分(後半16分)完全に崩して正面5メートルをC吉田がキーパーに当てる。超決定機。その直前にM石塚→㊴金村。これは明らかにエースI山田に負担を減らすために走り続けたためだ。枚方もFチョ・ヨンチョルがサイドから脅威を与え続けるが、攻撃の切り札のはずの2大ベテラン、G野沢とI二川を投入しない。監督が抑えられるのか、下手すると不平分子としてマイナスの影響与えないか、心配になってくるが、とにかく福井のチャンスの多い中、枚方が引き分け狙いを選択したように見える。結局、福井0−0枚方。双方にとって悪くない引き分けだ。ただ福井には勝つチャンスもあったかな?という印象だが、先にも述べた通り、ノーリスク主義のチームだから。


公式記録




さて帰りは洲本バスセンター近くの海月館という洲本温泉の外湯に行こうと思っていたが、翌日も淡路島まで遠征するので、疲労回復を考えてすんなり断念して高速バスに乗った。

11月06日(金)
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