ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4381844hit]

■兵庫県高校新人戦準々決勝 芦屋学園−神国大附 舞子−滝二
立ち上がりから個々のクオリティー差は明らかになる。パワー差がありすぎて身体のぶつけ合いはほぼ滝二が勝つし、空中戦もそうだ。舞子はこの相手に明確な3トップ。大胆とも無謀とも言い難い。I別府が足元の技術に高い分かりやすいエース。㊹藤井は左足で組み立て逆を突くドリブルもある。㊷田村、P中山は快速。舞子はシュートに行くも、タテに速いカウンター狙い。7分、滝二、左CK、69本間のキックにキャプテン㊷熊崎が舞子のゾーンディフェンスの密集の中、高い打点のヘッド。0−1。ゾーン破りの工夫はなかったが、高さの差がありすぎた。その後も69本間のいいキックやクロス、70千原の加速ドリブルなど舞子を脅かす。18分、舞子I別府から㊹藤井、㊷田村とつないで倒れるがPKならず。その後も両足使いの㊱片山のカットイン、60池尾の飛び出しなど滝二の猛攻が続く。舞子はデュエルでスタミナを削られている。33分、舞子カウンター㊷田村倒され滝二に警告。ロスタイムには舞子の右コーナーキック、滝二もゾーンで大外でキャプテンC田口ヘッド弱い。前半0−1。

後半に入ると舞子㊹藤井のドリブルに対し滝二はシャツを引っ張ったり止めにかかるが主審は見逃す。副審からは丸見えだと思うが。46分(後半11分)、滝二、右コーナーキック、またもゾーンの中から策もなく88眞古高いヘッド。0−2.更に49分、滝二突っかけPK獲得。70千原が決めて0−3。63分、舞子、カウンター左のP中山が受けて切れ返し右足左クロス、㊷田村が中でワントラップシュート、決まって1−3。しかし舞子もここまでだったようで、68分、滝二㊱片山がほとんど角度のない右シュートを決める。1−4。舞子の選手は地面に倒れ天を仰ぐ。諦めた瞬間か。そしてロスタイム、98岩澤のパスに60池尾飛び出し蹴り込む1−5。結局滝二が大勝した。

体つきに差があったので舞子は厳しかった。舞子は確かにベスト8に進むだけのものは持っている。しかしそれは前線の4人の能力であって、競り合いにことごとく負け、高さもないのでは守り切れない。まずはコーナーキックの守備をマンマークにしてはどうだろうか?密集しても高さで負ける以上、ゾーンは厳しい。

01月27日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る