ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■プリンスリーグ中国 岡山学芸館−瀬戸内 玉野光南−広島皆実
4月29日 13時半 岡山学芸館サッカー場 人工芝 晴



玉野光南
二九七番二一
八番五番
六番二番十九四番三番
十七


広島皆実
十八十番
十六十四七番八番
二番六番四番五番
十二





さて試合が始まってみると第1試合の岡山学芸館対瀬戸内を比べると個人能力では落ちる。玉野光南はまだアスリート性はしっかりしているが、広島皆実は上手さでは玉野光南を上回るが、フィジカルでは落ちる。

玉野光南は7番が左足フリーキック、8番が右足フリーキック担当。センターフォワード7番は大きくないのに広島皆実は潰せない。2番の右足フィードはなかなか良い。19番のカバーが光る。キャプテン3番のアップダウンもなかなか。
対する広島皆実はそもそもバランスがおかしくしょっちゅうコケる。コンタクトプレーに弱い。キャプテン10番は特に上手い。右足フリーキック担当。徹底的に繋ぐチーム。理想は高い。
27分、玉野光南19番のフィードを左寄り21番が空中でダイレクトで落とし29番がボレーで決めて1−0。空中で綺麗につながった。まるでセットプレーのようだった。玉野光南は5−2−3プレッシングがはまり、自在にカウンターを繰り出し続ける。前半は1−0。

後半も玉野光南ペースが続く。しかしポゼッションにこだわる広島皆実はスペースが生まれてくると回せるようになってくる。そして玉野光南が疲れた後半20分過ぎからは圧倒的な支配になる。そして選手交代して5番を前線に上げる勝負に出た。フォーメーションは↓の通り。

十番五番
十九十八七番六番二三
二番四番二二
十二

3−5−2だが、必ずしもパワープレーでもなく、回し続ける。しかし一方的支配も実らず、1−0で玉野光南が逃げ切る。


広島皆実は生で観て連戦連敗の崩れたチームなどではないことが分かった。確かにタレントでは苦戦しているが、きっちり繋ぐ理想で、それを実践するだけの技術とスタミナと選手層を見せた。しっかり教えられたチームということは分かった。チームが完成すれば前半からある程度回せるようになるだろう。
玉野光南も限られたタレントで運動量とパワー重視でカウンターで勝つ戦略でチームを作っている。岡山学芸館には苦戦するだろうが、勝機もあるだろう。健闘を期待している。

04月29日(火)
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