ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■女子ACL準々決勝 浦和−武漢
FW 33 テレザオブニュ エンゲシャ 1 01 0 106*
FW 37 ソン ドゥアン 0 0 0 67'

GK 22 チェン チェン 0 0 29
DF 13 シュ チェンチェン 0 00 28
DF 17 スン シャオユー
DF 46 ファン バオイン
MF 6 シェ ティン
MF 12 タン ハン 1 1 33
MF 20 チン マンマン
MF 21 ダイ チェンイン
FW 7 ワン シュアン

監督 楠瀬直木 監督 チャン ウェイウェ



浦和
十九七番
五番十八十四十五
六番十三四番二番
一番

武漢
三三
二八九番二六三七
五番三二十番十八九十
二九


浦和は4−4−1−1。塩越が下がり目のFW。一方的に回し奪われても即時奪還で基本的にはずっと敵陣で進む。ただあまりシュートには行けない。いい形で打てないしゴール期待値は決して高くない。A遠藤は深い位置まで行きいいクロスが入る。D伊藤の奪取力とN島田のアグレッシブな姿勢が際立つ。ゲームを作るのはM角田がゲームを作る。勝負パスは少ないが、武漢は5バックだから仕方ない。Q柴田のハードワークも光る。F高橋は長身で動き出しも良く動き方を工夫しているが、スペースに流れたり、裏に飛び出すよりも愚直に中でポストをしてほしかったし、ポストも体を張るよりもトリッキーに落としたりで決定機に繋がらなかった。シュート数は前半5、後半3、延長4だが、支配している割に少なく、しかも決定機が少なかった。

武漢は1トップ33番がアフリカ系で大柄でパワーもスピードも段違い。インサイドの9番も同じくアフリカ系。攻め手はこの二人のカウンターだけだった。

審判員については残念ながらこの大会というかWEリーグを吹く水準には達してなかったかな?

結局支配すれども決定機は奪えず、武漢の狙い通り引き分けでPK戦に。練習をたっぷりしてきた武漢に比べて浦和はPK戦が明らかに下手だった。PK戦の結果、武漢がアジアベスト4入りを決めた。

帰路のバスはなかなか混んでいた。あらかじめバスが何台も待機していたが、あの人数をさばけたとも思えない。熊谷駅まで歩けなくもないが大変だろう。私は幸い座れたが。サポーターの大群は後から帰ったのだろうが、足あったのだろうか?浦和からのツアーはあったのだが。

なお、大会終了後に浦和は楠瀬監督を解任した。不可解である。WEリーグの優書争いの只中に定評ある名称を解任して女子では、トップレベルでは何の実績もない堀さんを後任に据える。「総合的な判断」というやつで。監督というのは「何の実績もないが、観る目がある私にだけは彼の才能が分かる」という交代はたいてい上手くいかないものである。会社でも人事権というのは最高のおもちゃだが、天才的な采配とか天才的な人事というものは、たいていセオリー通りの人事より劣る。今回はどうなるか?WEリーグは3強へのほかのクラブの追撃が著しい。地殻変動が起きるかもしれない。

03月23日(日)
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