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サッカー観戦日記
by T.K.
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■大学女子地域対抗戦最終日 3決・決勝
試合は後半関東選抜Aがセットプレーからのシュートを厳しいようだが学連選抜キーパーの石田の反応が甘く後逸。さらにシュートに石田の反応が甘く弾いたところを決めて関東A選抜が2−0で勝利した。



決勝は関西選抜対東海選抜。これは問題がある。まずユース出身というか前登録がクラブなのが関西選抜の一人だけ。正確には関西選抜にはほかに作陽出身が2人おり、一人はソルフィオーレとはっきり書いている。がソルフィオーレは作陽のBチームをクラブ登録しただけで、本質的にユースとは程遠い。よって実質的には関西選抜のセンターフォワード

10 栂菜々笑 3年 01.10.03 178 松江シティFC Ragazza→大阪体育大

一人と言ってよかろう。で、戦術理解度はさっぱりだった。「持ち場」を守り、決まったプレーしかしない選手たち。3決より確実にクオリティが落ちる。栂が確実にキープでき、上でやれる選手だが、基本的に役割を与えられて初めて機能する選手で、つまり自分から仕事を取りに行けない。後半ATに関西選抜が決めたが、ビルドアップがままならない展開が60分間(30分ハーフ)続いた。

女子はトレセン行ったことないし、国体少年女子も今年度初開催だったが、女子がここまで選抜慣れしておらず、戦術眼が低いとは思わなかった。これはかなり問題ですよ。競技人口が少なくて戦術眼のあるタイプが少ない、とか、選抜の機会が少ない、とかいろいろあるが、戦術教育が足りない。よく女子は中学時代のチームが少なくて、だから中学年代が問題と言われるが、逆に言えば中学年代はクラブチームでプレーしていて教えられている。がこれを見てむしろ高校年代が問題だと思いました。たとえば関西。C大阪は間違いなくいい。INACもまずまず。だが高体連の戦術面は?という感じである。日ノ本は田邊さんの時代によくなったが今はどうか?コロナ禍で観ていない。京都精華が技術指導はしっかりしているが、戦術面までは手が回らない印象だ。他はしっかりビルドアップしているとは言えない。なかなか深刻なものを見てしまった印象。



帰りは沼津駅でサーモン丼を買い、鈍行で7時間かけて帰阪した次第である。

02月23日(木)
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