ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4376305hit]

■J2リーグ 山口−大宮の観戦旅行記
この観戦記では基本的にJリーグは扱わないが、開幕ということと観戦旅行を書く気分だったので。
コロナ禍でしかも世の中以上に野々村チェアマンが対策緩和の前のめりなので(何かあっても政府の責任ということに出来るからね……)混むJ1は観に行きにくい、のと中国地方で唯一J2レノファ山口に行ったことがない。大阪南港・新門司港間の名門大洋フェリーが全国旅行支援で2割引き+船内で使えるクーポンが平日二千円ということで、山口遠征を決めた。
大阪南港・新門司港間は片道2本ずつとなっている。第2便の船は新型船になった。金曜日は17時発の第1便に乗る。まずカウンターの手前に設置されたデスクで全国旅行支援の手続きをするが、予約を取っていないのですぐにカウンターでチケットの手続きをして再度戻り全国旅行支援の二千円クーポンを受け取る。紙チケットと電子チケットを兼ねる。紙チケットは船内でQRコードを読み込む方式で一円単位まで使える。ならば電子チケットを読み込むのは面倒という感じである。ただどのみち船内の電波状況が悪ければ、紙チケットのコードを読み込まねばならない仕組み。船内に入り、雑魚寝より一つだけ等級が上の簡易ベッドに入る。疲れていたので一息つき、船内バイキングが閉まる30分前の19時半をめどにバイキングへ。瀬戸内海を進むフェリーだが必ずしも電波が通るわけではなく、紙クーポンの読み込みに手間取る。バイキングは1600円で、第1便は簡易朝食券もつく。刺身もある。そして高いせいか野菜は少ない。全体的に満腹になりやすい食べ物を腹いっぱい食べて、食後大浴場に行く気分にはならず、あっさり寝る。
翌朝、4時30分の朝食バイキング?で簡潔な朝食をとり、クーポンの残り400円でビールを買おうと思ったら、朝はビール販売がなく、コーヒーなどを買った。5時30分、新門司港到着し、速やかにシャトルバスに向かう。ツアー客がいて団体専用バスもあった。シャトルバスに20分揺られて山を越え、門司駅に。シャトルバスはさらに小倉駅に向かう。門司駅北口につくが、橋を渡り南口コンビニでビールを買い、山陽本線の下関行きに乗り関門トンネルをくぐり、下関で乗り換え、そこからクロスシート。その電車でビールを飲む。1時間強で新山口駅。山口線に乗り換える。セミクロスシート。ボックス席に陣取り、10キロちょっとを山口駅に。
この日は小雨。傘を忘れていた。山口で観光を考えていたのは香山公園瑠璃光寺の五重塔で、他に考えていたのが「ザビエル聖堂」である。香山公園にはバスが出ていて駅から13分となっている一方、サビエル聖堂は徒歩15分。バスは1時間近く待つので、先にザビエル聖堂だが、調べると、そこから1キロ強で香山公園。ならばついでに徒歩だ。
ザビエル聖堂へは山口線から垂直方向に西に進む。15分近く進むと右折し坂を上り、キリスト教系の幼稚園らしき建物の前を通り右手に塔が見える。それがザビエル聖堂。まだ朝早く、中は見学できない。白くて立派な聖堂である。もちろんフランシスコ・ザビエルが来ている。シャビは名前がシャビエルで、スペイン人らしく親しみを込めて「エル」を取って「シャビ」と呼ばれているが、ザビエルはファミリーネームであり、結構な名家出身。日本に来たから日本国内で歴史上重要視される、というより実際に優れた宣教師だったらしい。

[5]続きを読む

02月18日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る