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サッカー観戦日記
by T.K.
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■全日本U−15女子選手権準々決勝 大宮−C大阪
さて大宮は関東で台頭しつつあるチーム。むしろ以前C大阪がやっていた前から頑張って走り奪ってショートカウンターを狙う。もちろん基本的な技術もしっかりしているが、シンプルなプレーを心掛ける。C大阪は細かいプレー、遊び心のあるプレーを連発。大宮より強いとは言えない。まあ互角だが、面白いプレーは多い。プレーが若い。ボランチを経由するパス回しだが、線が細くミスが出るので大宮のねらい目で、C大阪はボランチで奪われるのでピンチが多い。センターバックは固く、特に左の43番は168cmありパワフルでノーステップで左足の強烈なキックがあり浮かせてサイドチェンジやロングフィードがどんどん決まり、むしろなぜU−15でプレーしているのか?年明けのU−18でもレギュラーで出られるのでは?と思った。10年前は女子で170cmあって技術がしっかりしているセンターバックは代表という印象だったが今のレベルなら競争のテーブルにつける、といったところ。エースの40番は身体の強さと運べる技術・スピードがある。チャンスメーカーとして期待。トップ脇の48番は技術はあるが線が細く潰される。54番はカットイン多用。53番は切り返しが深く、いい体制で持てば楽しみだが、まだ受け方はイマイチでボランチとしてボールロストも目立つ。右センターバック42番はリーダーシップがあり守備力は高いがフィードに自信がないのか、持ったら大宮が警戒しているのに43番にパスしてしまう。もう少しのびのびやればいいのに責任感からかなあ。

さて試合は互角の展開で後半大宮のパワーとスピードを兼ね備えた41番が右カットインから左隅に叩き込み先制。この1点を守り、大宮が初のベスト4に進出した。

この日はほとんど雲はなかったが強烈な北風がうなり、放射冷却で冷え込んだため、第二試合のJFAアカデミー福島対日テレ・メニーナの好カードも断念。Bリーグのテント村で豚汁を食べて、帰路についた。コンビニで紙パックのワインを買い、身体を温め、武豊線に乗ってから間に合う豊川稲荷も断念、帰宅し深夜のワールドカップ決勝に備えた。まあ疲れてアラームに気づかず後半終了間際に気づき、延長をテレビ観戦してアルゼンチンとメッシの戴冠を見たというわけだ。

12月18日(日)
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