ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4376488hit]

■プリンスリーグ東海最終節 藤枝東−藤枝明誠
藤枝明誠はセンターバックコンビは守備に専念して固い。左の7番は正確な左足があり、攻撃ではビルドアップ以外あまり関わらないが、藤枝東の6の突破がないため安定している。」6番も守備専門のボランチ。10番はピッチ内で一番上手くてしっかりしたキープ力とパスがある。9番はダイレクトで叩く判断力とカットインあり。2番はタテを狙う。8番は抜群のスピードで飛び出しチーム1のドリブルもある。11番は真面目なセンターフォワードで前線から守備を続け藤枝東センターバックに自由を与えない。

会場について。300人以上いた。藤枝ダービーからか、最終戦からか、藤枝明誠にプリンスリーグ優勝があったからか、とにかく藤枝明誠の応援が多かった。スタジアム開催と言い、これが藤枝ダービーかと感心した。

さて立ち上がり早々藤枝明誠の右CK、11シュートこぼれを22押し込む。0−1。14分には藤枝明誠の左CK、10番のキックにファーに突っ込んだ22番が再びダイレクトで蹴り込み0−2。マンマークの藤枝東が空けてしまったスペースに狙い通り走り込んだ。以降藤枝東がパスを回そうとするが、真面目に藤枝明誠が追い続け、ダイレクトパスは前半終了間際のゴール前で4本ほど繋がった時くらい。その時は10番がシュートして藤枝明誠GKは足でセーブした。両ワイドがひきつけ、10番も囮役に徹するので7番と15番がフィニッシャーだが、後方で回せない分飛び出せない。サイドバックにインナーラップがあれば。とはいえセットプレーでの失点だけで藤枝東も悪くはない。中盤では藤枝東の19番、藤枝明誠の10番の地味と派手なボランチのビルドアップも興味深い。前半は0−2で終わった。

後半もペースかわらず、藤枝東が繋いで藤枝明誠がプレッシングで双方消耗戦になり、足を攣り始めて交代を織り交ぜ、藤枝東はビルドアップに加わりつつ飛び出していた15番も交代し、88分、その15番に替わった16番が大柄でストライドを活かしカウンターからスピードで抜け出し、1対1を沈めて1−2。しかし追撃もここまで。藤枝明誠が勝利した。

しかし浜松開誠館が勝ったため、優勝は成らなかった。

12月03日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る