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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校選手権京都大会決勝 京都橘−東山
後半に入る。46分(40分ハーフ)、京都橘、ロングスローを東山ゴールキーパーがファンブル、誰かが押し込み2−0。京都橘の両アウトサイドはタイプが違う。右は上手くて自ら仕掛けられ、トリッキーな落としもある。左はクロスの名手。ただ今年の京都橘は中からの崩しが少なく、高速パスワークは観られない。60分、東山15番→20番。限界までよく走った。2点ビハインドだが、20番も高さはなく、むしろドリブラー。72分、東山、左コーナーキック、京都橘はゾーンで守るが、ゴールキーパーの前に飛び込む選手を誰も見ておらず、無責任なタイプのゾーンにより14番ヘッド。2−1。しかし京都橘は執拗にコーナーキープ、芸術的なまでのコーナーでのキープで時間を稼ぎ、2−1と優勝し、全国へ進んだ。
まず京都橘について。全国でも優勝は十分狙えるだろう。力もあるし全国慣れしているという経験面でのアドバンテージもある。京都橘は例年必ずしも大柄なチームではないが、今年は飛び道具がある。というか、京都橘は毎年のようにスタイルを変える。全国的に成功している高校でありながら、変化を恐れないというにはなかなかできることではない。
対する東山。こちらもスタイルを変えるが、対京都橘スペシャルだったか?鎌田大地の頃は典型的なポゼッションチームだったが、ロングボール主体のチームになっていた。理想と現実のすり合わせを絶えず行っているチームだ。だから近年でも全国高校総体ベスト4に入れるのだ。東山が全国トップクラスの力を維持することが京都高校サッカーのためになる。このまま頑張ってほしい。
11月08日(日)
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