ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■地域チャンピオンズリーグ 宮崎−徳島 福井−枚方
立ち上がり宮崎が飛ばす。一方徳島はスローテンポである。徳島は技術的に何の問題もなく、組み立てのミスが無いので、こう、こう、こう行くというゲーム中の読みを外さない。頭の中のアイディアを実現させるのに何の問題もないテクニックがあるのだ。「フットボールの3B」といえば、ブレイン、ボディバランス、ボールテクニックである。最初に来るのはブレイン。頭の中のアイディアが全ての前にあり、それを実現させるためにボディバランスとボールテクニックがあるのだ。宮崎は今期リーグ戦の経験がない。新型コロナウィルス禍で九州リーグは開催されず、昨年度の順位と輪番枠で出場した。極端に公式戦の経験がない。だからゲーム感覚がない。だから運動量を落とし、ゆっくりプレーする徳島にペースをつかまれる。徳島は一目で㊵中林の能力の高さが分かった。身体能力・テクニックとも問題がなく、右から突破を見せる。そして27分、その中林が強引に右を突破、㊴新田へつなぎクロスに㉒後藤がヘッド、先制した。しかし直後の29分、宮崎もPKを得て、J鈴木が逆を突いて右に決める。ロスタイム、宮崎が中央H谷口のドリブルからG曽我部が持ち込みシュート、勝ち越す。前半は2−1で終了。
後半、宮崎のペースが落ちる。飛ばし気味ということもあるし、選手層が薄いのか、交代できないということもある。対する徳島は相変わらず運動量が少ないながらも、ゲーム感覚の差と選手層の差で消耗を避けながら、宮崎ゴールを中心に半円状に回し押し込む。さらにエース㊵中林をFWにして、攻撃の圧を高める。そして74分、左クロスを㊵中林がヘッドで決めて2−2に追いつく。さらに77分、PK獲得。これを㊵中林が逆を突き右に決めて2−3。以降宮崎に追いつく力はなく、2−3で徳島が勝利した。
クールに戦わないといけないこの大会で徳島は消耗せずに戦えたのは大きい。JFC宮崎は消耗してしかも初戦を落として、この段階で既に厳しいと思った。
公式記録
地域チャンピオンズリーグ グループC
福井ユナイテッド−FC TIAMO枚方
11月6日 13時30分 アスパ五色 良芝 晴
福井 枚方
−−−石塚−−山田−−− −−−木田−−佐藤−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
−−角野−奥野−福田−− チョ−田中−−加藤−小谷
木村石川−洪−−橋本吉田 石神−樋口−−松浦−宮城
−−−−−千葉−−−−− −−−−−キロ−−−−−
福井ユナイテッドFC 監督:寺峰輝 FC TIAMO枚方
GK 1 千葉奏汰 185/80 95/06/26 FC町田ゼルビア
DF 5 橋本真人 190/80 89/10/12 グルージャ盛岡
DF 17 洪潤極 178/71 95/02/11 FC徳島
DF 18 石川智也 184/70 93/04/29 テゲバジャーロ宮崎
MF 4 吉田旭陽 173/63 95/02/09 日本文理大
MF 13 木村健佑 171/76 96/01/29 中央学院大
MF 16 福田航太 170/65 96/02/20 ザスパ草津チャレンジャーズ
MF 25 角野翔汰 173/68 92/06/21 鹿児島ユナイテッドFC
MF 30 奥野将平 174/70 90/08/18 アルビオン・パーク・イーグルス/オーストラリア
FW 10 山田雄太 (Cap.) 178/70 92/10/29 ヴェルスパ大分
FW 14 石塚功志 169/66 97/06/27 JAPANサッカーカレッジ
控え選手
GK 21 リュウ・ヌグラハ
DF 15 篠原和希
MF 3 大木竜平
MF 20 安川誠人
MF 24 宮地裕二郎
FW 9 我那覇和樹
FW 39 金村賢志郎
FC TIAMO枚方 監督:小川佳純
GK 31 キローラン菜入 187/80 92/04/07 鹿児島ユナイテッドFC
DF 4 樋口総 180/80 95/08/15 高知ユナイテッドFC
DF 19 石神直哉 181/75 85/03/02 FCマルヤス岡崎
DF 22 松浦航洋 178/72 98/09/29 FCフミリャ/スペイン
MF 6 田中英雄 (Cap.) 173/65 83/03/01 テゲバジャーロ宮崎
MF 7 チョ・ヨンチョル 181/75 89/05/31 アルビレックス新潟
MF 14 加藤博人 169/58 93/07/23 明海大
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11月06日(金)
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