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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プリンス参入戦 V神戸B−大産大附 一条−履正社
後半開始。9分、大産大附6番から7番に繋ぎオウンゴールを誘発し、1−1。ここでTwitterでこの後15分がカギになる、という趣旨の呟きをした。13分、大産大附ロングフィードに9番抜け出し左足ミドルが右隅に決まり1−2。15分、大産大附右から崩し左で折り返し押し込んで1−3。勝負所で大産大附のメンタルが上回った。というか神戸Bが崩れた。高校生はいくら観ても分からない。難しい。18分、神戸B37番→4番。明らかにメンタル的理由からの交代だろう。以降両者選手交代を交え、大産大附はペースを落とし、神戸Bがパスを回すが、サイドチェンジが決まらないなどミスが目立ち、あと一歩崩せない。そして89分、神戸Bのビルドアップミスから大産大附9番に渡り、キーパーとぶつかりながら決めて1−4。結局、大産大附はプリンス昇格を決めた。

もうこの結果はメンタルの差としか言いようがない。大産大附の中盤はスタミナの消耗が激しく、勝負どころの後半15分までに追いつけなければ、パスで振り回されて足が止まって相手スペースにドリブルで突っかけられるだろうが、逆転して完全に大産大附の流れになった。



なお隣のピッチでは初芝橋本と関学高が0−0で引き分けてPK戦に。その結果初橋がプリンス昇格を決めた。今年の初橋は強かったし全国ベスト8クラスの力はあったので納得だ。



プリンス参入戦
一条高校−履正社高校
11月24日 13時30分 堺S3 ピッチ良 曇


一条           履正社
−−−二番−−十番−−− −−−十三−−七番−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
十一−六番−−八番−九番 十一−八番−−五番−九番
二二−四番−−三番−十三 二番−三番−−四番−六番
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−

立ち上がり後方で広く回す一条に対し履正社は前から追い、3番が左足で大きく出す。安全第一だが、やがて履正社も後方で回し始める。プレッシング合戦である。セットプレーでは高い4番がファーでターゲットになるが一条は何とか守る。パス回しは似たようなものだがサイド突破力で上回る履正社が次々にチャンスを作るがゴール前で一条がはね返し、前半は0−0で折り返し。

ハーフタイムで履正社右ハーフを代えた。そして11番を右ハーフに回した。一条のストロングポイント22番対策か。後半もやや履正社がサイドで上回るが、徐々に一条がロングボールから流れをつかみ、右カウンターから10番仕掛け、無心のゴールに8番押し込むだけというシーンもあったがバーに当てる。一条の流れが来るが、決め切れずPK戦の気配が漂う後半44分、履正社2番の左足右コーナーに4番が高いヘッドで先制0−1。これで崩れた一条はロスタイムに3失点し0−4で履正社が勝利。プリンス参入を決めた。

履正社はプレミア経験があるが、こういうチームは必ず守備意識が高くなるものだ。以前は3トップで両サイドが奔放なドリブルを見せていたものだが、現実的なスタイルにシフトした。前週も高校選手権予選決勝を戦った一条がコンディション的に有利か?とも思ったが、戦力的には履正社の守備が一枚上だった。サイドから仕掛けられたのでコーナーも取れ、それが決勝点につながった。

11月24日(日)
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