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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校選手権兵庫大会 市尼−芦屋学園 東洋大姫路−県西
東洋大姫路 監督:矢内博和
GK 12 横山寛人 1年 龍野西中
DF 11 向山光 1年 イルソーレ小野FC
15 薮田恭平 2年 御津中
7 長嶋凌生 1年 イルソーレ小野FC
5 下村優成 1年 フォルテ新宮FC
MF 28 前蔦一希 2年 エストレラ姫路FC
14 小林佑亮 2年 兵庫FC
18 玉田七聖 2年 A.C高砂
6 中嶋海斗 1年 アグア姫路FC
FW 23 松原直樹 2年 姫路高丘中
8 埴岡勇斗 1年 エストレラ姫路
県西 監督:石塚俊一
GK 誰々
DF 15 小宮侑高 1年 西宮SS
3 富阪紀円 2年 伊丹FC
4 井上聖也 3年 宝梅中
5 川崎武流 2年 明倫クラブ
MF 16 梶本朱生 1年 CALDIOFC
10 赤木恵 2年 宝塚JrFC
14 和久洸成 1年 宝塚一中
11 炭村拓海 3年 小園中
7 寺田健吾 2年 伊丹FC
FW 9 濱琳太郎 3年 神戸FC
立ち上がりから県西が支配し、押し込む。F寺田がなかなかのドリブラーで正確な左足を持ち、自ら突破も出来る左サイドバックD川崎と絡んで左を蹂躙する。H濱がタメを作り、J炭村も飛び出せる。やや左がかりだが、右も運動量豊富に攻めあがり、I赤木がコンダクターとして緩急をコントロール。しかし東洋大姫路はスライディングが非常に多く、必死のブロックやパスカットが目立ち、魂でプレーする強い意志を感じる。前半から県西の決定機が多いが、ギリギリでブロックしたりわずかに外れたりと、ロースコアスポーツならではの、力の差があっても勝機をうかがう東洋大姫路の大健闘が光る。
後半もペース変わらず。東洋大姫路はスタミナ限界ギリギリまでよく走り、80分間耐えるかと思われたが、ロスタイム、県西F寺田が得意のドリブルで左から突っ込み、ペナに入るところで倒されてPK。これを寺田自身がGKの逆を突いて右に決めて、0−1で県西が勝利した。奇跡は起きなかったが、これを奇跡的大健闘といわずに何と形容しよう。東洋大姫路は控え選手の数や1,2年生チーム、出身チームなどからおそらく強化していない。決して強いとは言えなかった。しかしこれだけ魂込めてプレーできるなら競技経験を通して学べるものはあるだろう。
10月28日(土)
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