ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校選手権滋賀大会2回戦 水口−東大津 守山北−膳所

さて、水口は滋賀県高校サッカーにおける最古の伝統校である。今でこそ後進の高校にリードされているが、湖南地域のレベルを押し上げ、確かな技術を持った選手を揃え、「サッカーの街」として発展して長年滋賀のサッカーをリードした。滋賀県は全国でも屈指の登録選手数の割合の高い県だが、最大の貢献をしたのが水口地区という意見に異論は少なかろう。中体連出身が多いというのもしっかりした中学部活が多いという意味で元来は先進性の証左だったが、クラブが発達した今は逆にディスアドバンテージになっている。しかし滋賀県全体のレベルアップに伴い、近年はかつてのアドバンテージを失った。それでも県内の強豪の一つという立場は維持している。東大津は3年生は引退し、下級生チーム。


高校選手権滋賀大会2回戦
水口高校−東大津高校
10月26日 11時10分 ビッグレイクB 人工芝 晴 

水口           東大津
−−−近藤−−住谷−−− 金子A−−吉A−−廣井A
−−−−−−−−−−−− −−−小西A−原田@−−
堀内A河本−−石部−中島 −−−−−北村A−−−−
廣岡−宇田A西小路−上野 吹田A−桂@−太田A川島A−−
−−−−−川村A−−−− −−−−−東川A−−−−



水口 監督:西森勇樹
GK 12 川村統大  172/60 2年 甲賀中
DF  4 上野拓海  176/65 3年 ラドソン滋賀FC
    3 西小路伊吹 171/68 3年 ラドソン滋賀FC
   22 宇田豪志  174/65 2年 ラドソン滋賀FC
    6 廣岡洸希  169/63 3年 ラドソン滋賀FC
MF  9 中島和哉  171/62 3年 城山中
   13 石部海斗  172/63 3年 AZUL甲賀FC
   17 河本陽   180/72 3年 市立守山中
   20 堀内大進  172/62 2年 FC SETA 2002 SHIGA
FW 10 住谷徳陵  166/57 3年 甲南 中
    7 近藤玲生  176/66 3年 セゾンFC

東大津 監督:中村大
GK  1 東川智貴  172/80 2年 南郷中
DF 13 川島翔   166/52 2年 南郷中
    4 太田壮祐  172/60 2年 草津中
    3 桂章皓   169/60 1年 玉川中
    2 吹田祥基  166/51 2年 信楽中
MF  5 北村凌瑛  170/55 2年 甲西北中
    7 原田淳暉  173/55 1年 石山中
    6 小西哲平  173/64 2年 皇子山中
FW 10 廣井貴一  181/57 2年 瀬田北中
   18 吉航平  170/60 2年 草津中
   11 金子慎太郎 170/54 2年 MIOびわこ滋賀



立ち上がりから技術に優る水口が支配する。L石部が引いて受け、両センターバックを横に広げビルドアップ。P河本は多彩なタッチでゲームメイク。H中島、S堀内はスピードに優れ、特に堀内は正確な左足クロスがある。2トップは技術があり、良く収まり、突破を仕掛ける。そして東大津がただ引いていれば、右センターバックB西小路からの正確なロングフィードが飛んでくる。一方東大津はベンチから再三「サイドバックの裏や」と指示が飛ぶ通り、ロングカウンターで対抗。特に右のI廣井は素晴らしい突破力があるが、パワーがないので寄せられると潰される。7分、水口、左70度25mFK、C上野のキックは壁。東大津はE小西のキック精度がなかなかでセットプレーでは武器になる。24分、水口H中島が右突破グラウンダークロスをニアでスルーしてS堀内シュートは東大津E小西ナイスブロック。決定機。その後も水口が押し気味で進み前半40分、右シュートが決まり水口先制!前半1−0。


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10月26日(木)
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