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サッカー観戦日記
by T.K.
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■第1回日本女子フットサルリーグ サイコロ−ユニアオ 浦安−丸岡
−−−林−−−−阿部−− −−高尾−−−−小林−−
−−−−−笠井−−−−− −−−−−横山−−−−−
−−−−−小関−−−−− −−−−−浅野−−−−−
バルドラール浦安ラス・ボニータス 監督:米川正夫
GK 12 小関美穂 98/09/12 FC千葉なのはな
FP 6 田中千尋 92/08/24 十文字中学・高等学校
10 多田千優 93/08/24 千葉学園高校女子サッカー部
4 四井沙樹 96/03/19 FC中津ポマト
13 阿部真美 82/08/13 Azvert Fujisawa MFP Futsal Club
14 笠井奈津子 84/10/24 デルソーレ中野レディース
19 林千晶 83/06/10 前登録なし
17 池田智子 86/04/17 チェリーブロッサム
福井丸岡RUCK 監督:田中悦博
GK 1 浅野樹 97/07/12
FP 7 田中悠香 98/11/27
2 横山夢花 99/02/08
13 高尾茜利 99/03/13
9 北川夏奈 98/07/14
11 小林心 96/07/08
10 池内天紀 01/10/12
丸岡の前登録欄は記載なしだが念のため。丸岡のサッカー少女は通常「丸岡ラックガールズ」でサッカーを始めて、上の年代で丸岡ラックレディースに移行する。かつては北信越女子リーグに2チームとも登録するほど圧倒的な存在だった。ちなみに当時強かったのが富山レディースと高岡クイーンズである。上記メンバーのうち高尾と北川は小学6年生のとき、丸岡ラックガールズのレギュラーとして女子だけのチームとしては史上初めて全日本少年フットサル大会に出ている。つまりそれだけサッカーのまち丸岡には選手育成のノウハウがあるのだ。
ゲームが始まってすぐに分かるのが浦安のピヴォP池田と丸岡のピヴォH北川が圧倒的だということ。前線でキープできるので攻守が入れ替わると味方が一気に預けて脅威になる。そして両チームとも第1試合よりもレベルが高い。技術も戦術もフットサルに特化しており洗練されている。それでも若い丸岡が一枚上だと思った。いきなり丸岡A横山夢花が決め0−1。しかし浦安もC四井が左強シュートを決めて1−1。6分、ワンツーから丸岡小林が決めてJ1−2。更に8分ペナちょい外ファウルで得たFK。L高尾が壁の上のわずかな隙間を抜いて1−3。素晴らしいキック精度だ。公式記録ではオウンゴールだが、これは例えかすっていても無理があるんじゃないかなあ?18分、一直線な攻撃でA横山夢花が決めて1−4で前半終了。
後半は浦安P池田が出ずっぱりである。圧倒的なパワーを活かしたキープが光る。一方北川は総合的に身体能力が高くスピードもある。技術でも北川が優る。しかし長所を生かす術を知っている池田も決して劣らない。24分、浦安、右コーナー、ニアで池田ガッチリブロックして恐ろしく高いヘッド。2−4。フットサルにおいてCKでのヘッドの難しさからしてもいかに圧倒的な能力の持ち主か伝わるだろうか?27分、浦安FKを阿部ミドル。3−4。30分、左CKこぼれをC四井ボレーで4−4。双方シュート精度が高く実に締まったゲーム。そしてP池田の能力の高さが光る。しかし33分、丸岡ロングカウンターH北川は高速で持ち込み叩き込むスーパーゴール。4−5。39分には北川が相手から奪い決める。4−6。北川の守備力が光ったゴール。浦安は残りパワープレーに出るが実らず。丸岡が勝利し、優勝に大きく近づいた。
とりあえず高尾と北川は日本フットサル界の至宝だと思いました。小学生の頃から凄かったが。浦安の地域でよく選手を育ててくれた。Fリーグクラブが育成や女子まで考えてくれるのはうれしいし、こういうのも含めて評価されるべきだと思う。もちろん、サッカーのまち丸岡の偉大さも。
07月29日(土)
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