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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プリンスリーグ関西 関大一−野洲
8分、関大一D細田のスルーパスにN原田左クロス、カット。いい形。13分、関大一、右CK、D細田のキックに大外でQ百田折り返すもクリア。決定機。関大一のCKの形は基本的に大外に百田が待つというものだが、上背の無い野洲には抵抗が難しい。野洲もI江口がトリッキーに崩す。27分、野洲R梅崎カットインからO片岡へ、シュートはセーブ。決定機。その左CK、I江口の左足はヘッド、右に外れる。高さがないのでCKに迫力がない。29分、野洲G宮本のスルーパスにF燻諠Vュートも弱い。関大一、左CK、ファーでS芝元シュートは正面。決定機。野洲GKS松島のキックミスをQ百田ブロック、仕掛けてペナ内で倒れるがPKならず。正しい判定。左CKはF前田が右足で担当。これは逸機。関大一、D細田からI中島、細田、F前田、Q百田、J中蔦と鮮やかなパスワークで崩すも最後カット。39分、野洲、R梅崎からO片岡、左裏に抜けたM濱田がシュートもサイドネット。41分、関大一J中蔦からI中島右クロスN原田シュートは決まらず。決定機。43分、関大一D細田スルーパスにJ中蔦ドリブルで仕掛けQ百田シュートが右隅に決まる。1−0。前半は結局1−0。

前半シュート数4(2)対4(2)、CK数3対0、GK数5対3、オフサイド数2対2、クロス数3対0、ファウル数5対3、FK数0対1。関大一ペースだが暑い中運動量の多いゲーム運びなので、後半の交代がカギだ。特にボランチ。D細田は戦術上の要なので代えにくい。となるとF前田が限界に達したら交代かな、という気がする。あとウイングバックをどうするか。


ハーフタイム、野洲M濱田→C佐々木海人。
後半開始。47分(後半2分)、関大一、左CK、F前田のキックからの攻め直し、パスに反応したJ中蔦シュート、こぼれをN原田ボレーもブロック。再び左CK。51分、関大一Q百田のポストプレー、強いキープから鋭いターン、シュートはGKS松島ナイスセーブ。55分、野洲B樋口→K村上稔、R梅崎→D井野将真。野洲の交代は全てポジションそのまま。戦術的交代ではない。つまり野洲の劣勢は戦術的な問題ではなく、個人能力の劣勢なので、運動量を増やそうという意図だと思う。関大一E三宅のロングスローをQ百田落としJ中蔦ターンシュート、GKセーブ。60分、関大一N原田→G藤井陽大。63分、関大一㉑黒田に警告、カウンターを故意に止める。反スポーツ。野洲G宮本→㉒崎向翔。65分、関大一、左に流れたQ百田が豪快に突破を図りペナ内で倒されPK。H岡田に警告。反スポーーツ。少し前までのルールだと決定機阻止で退場もあり得た。このPKを百田自ら蹴る。左を襲うがS松島セーブ。超決定機。68分、野洲F燻謔フスルーパスにD井野抜けるがオフサイド。70分、I江口のスルーパスD井野右クロスをカット、カウンターQ百田がGKもかわすがDFカバー。超決定機。72分、野洲㉔前田に警告。ラフ。そのFK、D細田からI中島シュートはサイドネット。76分、野洲、スルーパスにD井野シュート、セーブにこぼれ詰めるが外れる。関大一I中島の右クロス、J中蔦ワントラップボレー、上に外れる。82分、関大一、J中蔦のスルーパスにS芝元抜け、持ち込んで決める。2−0。85分関大一J中蔦→L堤奏一郎。90分、関大一、S芝元→O越智大貴。結局関大一2−0野洲で終わり、関大一の完勝だった。

後半シュート数8(6)対2(1)、CK数3対1、GK数1対5、オフサイド数1対0.クロス数1対3、ファウル数2対5、FK数1対0。

マン・オブ・ザ・マッチはD細田だろう。タフに潰し続け、走り続け、カバーも良かった。F前田もよい。スタミナが切れると思っていたが要領がよく、攻撃に絡みつつ巣日のタスクをこなした。細田とのコンビは半人前が弱点を補いあうコンビではなく、十分に責任をこなせる選手同士がチームの屋台骨となって支える絶妙なコンビだった。J中蔦も含め関大一はインテリジェンスに富んでいた。インパクトならQ百田。粗削りだが、大学で揉まれれば、あるいは…。関大一はすでに高校選手権に向けて走り出している。なかなか楽しみだ。

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07月16日(日)
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