ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■全中大阪大会 ベスト16リーグ 仰星中−東陽中 賢明学院中−同志社香里中(冒頭15分のみ) 芝谷中−佐野中
全中大阪大会 ベスト16リーグ
東海大仰星中−東陽中
7月17日 12時50分 堺S15 ピッチ良 曇
仰星中 東陽中
−−−十一−−九番−−− −−−−−六五−−−−−
−−−−−−−−−−−− −七五−−六一−−二四−
二番−十四−−六番−七番 −−−五六−−七十−−−
十番−四番−−三番−八番 七八−七四−−十八−十七
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−
仰星中は自陣からショートパスを繋ぎ、守備は中盤で奪いに行くスタイル。しかし東陽中は狙いを外し、引いて守り、奪ったら一気にロングボール、このサッカーがはまった。4分仰星中、9番(アタラシ君)がタメて2番シュート、ブロック。決定機。6分、東陽中の右CKに対し仰星中はゾーンで守る。流れでもきれいに4−4−2のブロックを作ってゾーンで守る。知的な守備がキーワードか?しかし再三裏を狙われ、なのにラインを下げず、厳しい守備が続く。東陽中は両サイドの突破力が素晴らしく、24番は再三タテに仕掛け、75番はスピード豊かな一方、中にも切れ込んで決定的なパスを狙う。65番はカウンター時にスピード豊かに単独突破を狙う。61番も思い切ったパスを連発。74番からはいいロングボールが飛んでくる。仰星中は11番(リョウタロウ君)がCBのパスコースをカットに走り、攻撃でも顔を出し受け手として起点を作る。とは言え、中盤が活きてない。13分、仰星中11番ポストから9番裏を取るが、東陽中74番高速カバー。14分、東陽中のロングボールに仰星中10番処理が甘くなったところに17番突っ込むが何とかカット。10番はレフティーという理由だけで左サイドバックに起用されたかのような攻撃的な選手。4番もレフティーでキックがいい。19分、東陽中、24番の突破を仰星中10番止め切れず右CKに。78番のキックがファーに流れ、74番左クロス、中にこぼれ24番蹴り込む。0−1。23分、東陽中、タテ一本65番抜け出し左シュートはセーブ。超決定機。26分、東陽中タテ一本、65番GKを外し、シュートは戻ったDFがブロック。超決定機。結局前半は東陽中が一方的にペースをつかむも止めを刺せず、仰星中としては後半に望みをつないだ展開。
後半仰星中は10番をFWに、4番を左サイドバックに変更。正直この形のほうがしっくりくる。しかし東陽中のタテに速いスタイルは崩れず、ペースは変わらない。38分(後半8分)、東陽中24番右突破、ぺナ内で倒されPK。これを75番が難しい右上に決める。0−2。東陽中は当然土のグラウンドだと思うが、良く右上のコースに正確に蹴る精度を身につけたものだ。42分、仰星中、左60度30mFK、10番の左足に裏に抜けた7番ヘッドは外す。超決定機。45分、東陽中65番抜け出して左シュート、セーブ。決定機。65番は自ら突破もスペースに流れてボールを引き出すのも上手い。74番は相変わらず足がよく出て、仰星中がクサビに入れるボールを封じ、2列目の飛び出しを無効化している。18番は寄せが激しい。引いて守る東陽中の守備の要だ。51分、仰星中、左裏にスルーパス、10番GKと交錯しながら左足シュート、右に外れるが、その前にファウルでPK。7番が左上に決めて1−2。その後仰星中の攻勢が続くが、東陽中も守備は固い。ロスタイム3分、仰星中、右CK、10番の左足に7番ヘッドがかすめるが左に外れ、逸機。結局東陽中が逃げ切った。
東陽中のほうが決定機は多かったし勝敗の帰結は順当だった。タテの攻めの迫力があった。仰星中は中盤で繋げず、バックラインもドリブルに弱く。要するに相性が悪かった。触れてなかったが、東陽中はボランチがよく走り、仰星中が使いたかった中盤のスペースを潰しまくった。初見の仰星中は高校と同じようなクリエイティブな守備を目指していたが、柔軟性で及ばなかった。自らの信念にこだわりすぎたように見えた。
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07月17日(月)
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