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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校総体兵庫大会3決 明商−芦屋 決勝 市尼−県西
序盤は力比べ。共に持ち味を発揮しつつ決定的な形も作れない。中盤の守備では芦屋が1枚上だと思ったが、明商もボールを持てるので、芦屋も飛び込めず、中盤で食い止める意識が高い。しかし徐々に両者崩しきってからシュートに持っていく、というよりも中盤から勝負パスをバシバシ出し、DF陣がギリギリで止めるという、双方攻守の能力の高さが伝わる面白いゲームに。11分、芦屋㉘豊山にスルーパスが通りかけるが、明商DFナイスカット。豊山と明商DFの駆け引きは面白い。双方考えてサッカーしていることが伝わってくる。13分、明商E和田のスルーパス、J中務落とし、エース㉓松下狙うがブロック。右CK。これはI斉藤が左足で担当。15分、芦屋右CK55松永の精度の高いキックに対し、明商は全員戻りゾーンで守る。しかしミドルレンジには一人もいないので、低く鋭いボールでミドルを狙ったら面白いと思いました。芦屋はS西村がなかなかのドリブラー。徐々に明商ペースに傾く。20分、芦屋、右CK、ショートでこぼれを㊿小野シュート、弾くも左クロスを51西シュートは右に外れる。決定機。23分、芦屋、得意の左ロングスロー、55松永シュートは右に外れる。パワー優先の芦屋にあって松永はキック精度もよく、なかなかの逸材だ。しかし芦屋はH秋山に納まらなくなり、というか徹底マークに苦しみ、中盤の押上げが足りなくなった。そのため2列目の飛び出しがなく、㉘豊山への負担が増す。今さら通用しないはずの格言、中盤を制するものが勝負を制する、という言葉が浮かぶ。明商はI斉藤がタメてF松村持ち上がるがカット。27分、明商S井上のミドルが上を襲うが芦屋GKK西川キャッチ。27分、芦屋㉘豊山が裏を取りかけるが明商C尾嵜カット。明商もI斉藤から裏に出るがGKK西川カット。西川は前に出る判断もいいしポジショニングもいい。結局前半は0−0。力比べが続きシュートシーンはあまりなし。

シュート数1(1)対3(1)、CK数1対3、GK数5対4、オフサイド数0対1、クロス数0対7、ファウル数0対2。まあ互角でしょう。芦屋は㊱山副のロングスロー絡みのクロスが多かった。

後半開始。やはり立ち上がりは力比べも40分(後半5分)、芦屋55松永ミドルはキャッチ。決定機。明商はJ中務が強さを前面に押し出してきている。41分、明商B春名からJ中務に当て㉓松下つっこむがカット。㉓松下がエースなのだろうが、どうにも読まれている。42分、明商S井上からE小野、J中務と渡るがシュートブロック。その右CK、I斉藤のキックだが芦屋カウンター発動、裏へのボールはGKカバー。44分、明商、左FKの際に㉑岡田→㉔岡本英樹(2年・魚住中)。このFK、I斉藤のボールにファーで芦屋DFが触り右上隅に飛ぶ。あわやオウンゴール。右CKへ。決定機。その右CK、I斉藤からクリアを拾って再度斉藤の左足右クロスにファーで㉓松下がボレー、決まって明商先制!51分にはF松村のスルーパスにJ中務がGKと1対1もスーパーセーブ。超決定機。明商A重森→H堀剛琉(3年・バンディオンセ神戸)ごおる?E和田が右サイドバックに下がり、中務が右ハーフに。堀はFW。明商、右CKにいきなり堀ファーでフリー上に外れる。超決定機。F松村一気のサイドチェンジにJ中務右シュートは左に外れる。I斉藤のスルーパスは芦屋DFカット。54分、芦屋S西村㉘豊山→㉖岡本丈弥(3年。鷹匠中)F夏山(プログラム記載なし)。58分、芦屋㊿小野→㉕宮本隼輔(3年・魚崎中)。芦屋が攻撃の圧を高める。勝負パスがどんどん出てくる。61分、芦屋、右スルーパスはカット。64分、明商J中務のスルーパスはGK抑える。65分、明商㉓松下→㉕瀧川来希(2年・VIVO)。66分、芦屋、右CKクリアを㊱山副クロス、F夏山に合わず。67分芦屋㊱山副→I針吉。明商J中務→L石崎智士(3年・高丘中)ただし場内表示は清水。結局1−0で明商が勝利し、近畿大会の出場権を得た。


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06月11日(日)
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