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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プリンスリーグ関西第3節 草津東−近大附 金光大阪−奈良育英
7分、近大附ミドル。初シュートだが可能性は低い。9分、近大附E尾山カットインからパスは合わず。上手い。11分、E尾山、今度はタテに、左クロスは弱い。17分、近大附F福田からスルーパスでJ河村がGKと1対1、これを決めて0−1。19分、近大附、左でタメてF福田ミドルは大きく上に。この日は暑いので給水タイムを取る。草津東の表情は険しい。個々の能力は高いのに組織として噛み合っておらず、パニック状態に近い。前から行くのか中盤に入ったところで激しく潰すのか、引くのかはっきりせず、局面でも激しくいけていない。プリンスまでにチーム作りが上手くいっていない印象である。高校総体予選までそう時間がないのに不安が募る。名将小林先生に期待、といったところだが、プレーするのは選手たちなので。27分、近大附E尾山の左クロスがこぼれH田島がペナ内シュートは左に外れる。超決定機。近大附はボランチが生き生きとしている。どちらかと言えば㉒山本が守備、F福田が攻撃的だが、草津東のインサイドを激しく潰し、チームとしても意志が統一され、することがシンプルに整理されている。33分、草津東、右FK、G山本の右足は合わず。34分、草津東I葉賀、右でキープ、タメてパスは合わず。35分、近大附、左CKから中に繋ぎ㉒山本大きく右に展開、ドリブルはカットされる。37分、近大附、右CK、I内田の右足は跳ね返されるが、草津東G山本からカットし、再び内田ブロックドリブルで突進、逸機。42分、近大附、I太田の右FKは草津東跳ね返す。草津東の空中戦は見事だ。しかも元来空中戦が得意な近大附相手に健闘している。45分、近大附J河村の右スルーパスにK平川決めて0−2。ロスタイムにもF福田のスルーパスにH田島抜け出し1対1、GKに当てる。決定機。前半0−2。

前半シュート数1対7(4)、CK数1対4、GK数7対1、オフサイド数0対1、クロス数1対6、ファウル数1対2、FK数0対1。
個々の能力に大差ないのに内容は大差がある。完成度の差としか言いようがないが、四月下旬でこの差なら草津東の高校総体予選は戦いながら完成度を上げていく難しい作業になる。

ハーフタイム、草津東、E竹端→F上野広人。右ハーフに入り、J栗山が左ハーフに回る。これははっきり近大附K平川対策だろう。栗山のほうが攻守にバランスが取れているので。しかし開始早々K平川はいいクロスを上げJ河村ヘッドは上に外れる。そして47分、相手ミスを拾った近大附H田島が1対1右へ流し込む。0−3。50分、草津東、唐突にPKゲット。近大附が一息ついた隙に攻め込みD白木原ファウルを誘った。白木原には警告。これをぺースJ栗山が右上に決める。しかし近大附はすぐに持ち直し、一向にペースを譲らない。そして57分、I内田カットインからミドルはバーを叩く。59分、J河村に警告。フォアチェックが遅れて足に入った。レイトタックル。ラフ。64分、近大附D白木原のフィードにF福田裏を取るがGKP三ツ橋ナイスブロック。決定機。草津東はチームとして一向に機能せず、難しい顔でプレーしている。こういう時は原点に戻り、お互いに大声で怒鳴りながら激しい守備で一人一殺を心がけ、局面で戦うことだと思うのだが。近大附は特に難しいサッカーではなく、ポジションチェンジもあまりないのだから。72分、近大附H田島→Q鈴木風光。73分、近大附K平川右クロス、正確にゴール前正面5mのJ河村に合いダイビングヘッドはGKP三ツ橋の正面。超決定機。良く反応した。82分、草津東3枚替え。G山本→㉓夏川大和。J栗山→H秦仁輔。Q毛利→N太田航介。近大附L金→㉓二木勇樹。しかし直後に近大附ロングフィードが右裏のQ鈴木に通り、右シュート、そのままでも入っただろうがJ河村詰めて1−4。直後にJ河村→O上田優。85分、近大附O上田から右のQ鈴木に通りクロスにファーに詰めていた㉓二木ボレー1−5。直後に㉒山本→G近藤稜真。86分、草津東A大西→㉔木村翔真。88分、近大附K平川→R寺田樹生。結局1−5で近大附が圧勝した。


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04月23日(日)
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