ID:27426
雲間の朝日に想うこと
by 小坊主
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■偶然を装いたいだけなのでしょうか
振り返れば、
幾つも、
腹落ちする欠片が在って。

線でも、
面でも、
其の繋がりが俯瞰出来る事も。




言の葉や、
其処に宿す想いは。

飽く迄、
一方向に過ぎず。


一欠片も、
返っては居ないのだと、
理解できる事も。










二十年近くの年月が。

自身の血肉に為って居る事の、
証だろうか。




其れとも。

唯の、
執着だろうか。















何故か。



巨大な街から僅か一駅に棲む、
不可思議な静けさも。

一つだけ突き抜けた、
高層階の建物も。


時を経て居る筈の、
其の地は。

当時と変わらぬ姿で在るのだ。




当時を想い出せと言わんばかりに。
























意図せずに。

予期せずに。

嘗て訪れた、
本当に好きなひとの家の前を、
通り過ぎる。



今、
如何して居るのか。

果たして、
其処に居るのか。


其れすら知らないけれど。





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References
 Sep.30 2001, 「あきらめとは違いますか」
 May.24 2001, 「初めての記念になりますか」






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10月12日(月)
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